兵庫大学 兵庫大学短期大学部

ホーム > ACT! Hyodai > 05地域とともに!

05地域とともに!

東播磨エリア唯一の大学として、地域とともに成長する。

地域の方インタビュー

兵庫大学エクステンション・カレッジで「シティズンシップ論」などの講座を継続的に受講されている板垣さんに、お話をうかがいました。

エクステンション・カレッジで、
より地域に貢献するための学びを。

●受講のきっかけ

エンジニアとして勤めた会社を定年退職した後、地域に関わろうと考え、現在は小学校区のコミュニティセンターで連合自治協議会の事務局長をしています。話し合いの機会が多いのですが、地域にはいろいろな人がおり、今までの会社での経験がほとんど役に立たなかったんですよ。そこで自分に足りないものを学ぼうと思い、ちょうど合う講座があって自宅からも通いやすい、兵庫大学のエクステンション・カレッジに申し込みました。

板垣 徹さん

兵庫大学エクステンション・カレッジ受講生
板垣 徹さん

●講座を受けた感想と変化

市民と地域社会の関わりについて学ぶシティズンシップの講座では、「こういったケースには、こんなやり方がある」と事例と対処法を教えてもらい、理論と実際が近く感じるようになりましたね。
ワークショップの講座には、受講生に加えて兵庫大学の学生さんも参加され、若い人の考えも聞けて新鮮でした。会議などの議事進行役であるファシリテーターとしての手法を学んだので、学んだことをすぐに実践し、事務局長として会議をリードできるようになってきた実感があります。

●これからの目標

経験だけに基づくのではなく、理論をきちんと学んだ上で、学びと実践をかみあわせて、より深く地域に貢献していきたいと考えています。次は「総合的学問のすゝめ」と「フィランスロピー(社会貢献)と美しく楽しく老いる人生」を受講し、新しいことを学んで、自分の幅を広げていくつもりです。

学生インタビュー

チアダンス部、軽音楽部、劇団など、さまざまな形で地域の方と交流している、こども福祉学科の藤井さんにお話をうかがいました。

音楽とダンスを通して、
地域のみなさんを笑顔に。

●「できること」を伝えることで、活動の場が広がって

大学ではチアダンス部と軽音楽部に所属しています。特にチアダンス部では地域のイベントや幼稚園、高齢者施設などで、ダンスを披露しています。子どもたち向けにはアニメの体操を踊るなど、相手に合わせた音楽を選ぶようにしています。一緒になって踊り、笑顔になった子どもの姿を見ると、私たちまで幸せな気持ちになります。

学校外では、播磨エリアを中心に親子向けコンサートなどを行っている劇団「ぶんちゃか座」のステージで、歌のおねえさんとしての活動もしています。この劇団のことは、こども福祉学科の先生に「歌うことが大好きなんです!」と話したことがきっかけで、紹介していただきました。自分から発言して、動くことで縁が広がり、その縁を通じて知った学びや経験が結びついて、今のいろんな活動に広がったのかなと感じています。

藤井 順美(すなみ)さん

こども福祉学科
藤井 順美(すなみ)さん

●地域の方と議論する「熟議」に参加

昨年は、兵庫大学の学生と一般市民の方や高校生が加古川地域について話し合う、「熟議」に参加しました。高校生の時から続けているボランティアに関連する議題では、経験をベースにして話をすることができましたし、地域の方のいろいろな意見や価値観について聞くこともできました。また、事前研修で講師の方がされていた、初対面の緊張を和らげる「アイスブレイク」という手法がすごく印象に残っています。私も見習って新入生向けのセミナーで取り入れてみたところ、全体の固まった空気をいい感じにほぐすことができました。

●これからの目標

今後は幼稚園教諭一種免許、保育士資格と一緒にこども音楽療育士の資格も取って、音楽を生かした自分なりの子どもとの関わり方を見つけ、歌って踊れる保育者になりたいと思っています。そしていつかは、地域の子どもたちが音楽に親しめるような幼稚園か保育園を創るのが夢です。

戻る