保育科第一部・第三部からのお知らせ
保育科第一部・第三部からのお知らせ
2018.12.27
【短期大学部保育科】『平成30年度学生コンサート』を開催!!
2018年12月15日(土)に兵庫大学11号館201教室にて学生コンサートが行われました。
教員によるオープニング演奏、3組の学生による演奏、7クラスの合奏、9クラスの合唱が披露されました。
まず、最初は、本学音楽教員によるピアノ連弾から始まりました。男性2人の教員が、オープニングぴったりの華やかな演奏をしてくださり、演奏中の驚くようなパフォーマンスには、歓声があがりました。
ソロ・アンサンブル部門では、登場人物のキャラクターにふさわしい、輝くようなソプラノと男性らしさを表現したアルトとの息の合った重唱、数本のマレットを使った木琴の楽しいクリスマスソング、ピアノ連弾の透き通るハーモニーを聴きました。それらの表現の深さに学生たちも感動している様子でした。
第一部1年生と第三部2年生の器楽合奏は、子どもたちの大好きな童謡やアニメの曲、楽しいラテン、馴染みのあるクラシック曲や、和太鼓を取り入れた日本の伝統的な曲、クリスマスシーズンに因んでトーンチャイムを入れてのクリスマスソングなど、様々なジャンルの曲や演奏形態による合奏をしました。それぞれの楽曲の楽しさや良さが聴いている側にも伝わったことでしょう。また楽器の特性や音色を生かした楽曲の表現方法をクラスで工夫し、一つの音楽をみんなで作る楽しさを体験しました。保育現場でも様々な楽器を取り入れ、音楽活動の幅を広げていってほしく思います。
第三部1年生は物語を音楽にした、音楽物語をクラスごとに順に歌いました。次はどんなお話かなと聴いているほうもワクワクするようでした。最後は3クラス合同で「ともだちっていいな」の合唱をしました。ステージに並びきれないほどの人数でしたが、今年度初めてとなる学年合唱もなかなかよいものでした。
第一部2年生と第三部3年生は、工藤直子作詞・新実徳英作曲の『二声でうたう のはらうた』を演奏しました。この詩は、工藤直子さんが散歩をしていたときに出会った生き物たちの世界を表した曲で、虫の鳴き声や様子、雨や風の音などが、かわいらしく表されています。学生たちは歌詞からイメージを膨らませながら、歌のみならず、パフォーマンス、製作物、台詞などのアイディアをお互いに出し合って仕上げました。様々な授業や実習で学んできたことが一つ一つのアイディアに活かされているように感じました。当日は、2年間あるいは3年間一緒に過ごしてきた友人たちと心一つにし、一緒に表現する喜びを感じながら、卒業学年らしく演奏することできていたと思います。
この学生コンサートの練習に取り組む中で、歌や音を合わせたり、表現したりすることの楽しさを感じることができ、クラスの団結力もより一層強まったようです。この経験を今後の学生生活に活かすとともに、保育者になったときには保育現場で音楽を表現することの魅力を子どもたちに伝えていってほしいものです。
プログラムは下記の通りです。
●オープニング
【教員によるピアノ連弾】 「ロシアの2つの主題によるコンチェルティーノ」
●ソロ・アンサンブル部門
【二重唱】 「とびらを開けて」
【ピアノ連弾】「もののけ姫メドレー」
【木琴・鉄琴独奏】クリスマスソング
●クラス合奏部門
第一部1年 「聖者の行進」、「日本のメロディーによるパラフレーズ」、
「森のくまさん」〜「犬のおまわりさん」、「ハンガリア舞曲第6番」
第三部2年 「魔女の宅急便」より『晴れた日に 仕事始め』、「コパカバーナ」、「クリスマスメドレー」
●クラス合唱・表現部門
第三部1年 音楽物語「ふたりはともだち」
第一部2年・第三部3年 「二声でうたう のはらうた」より
●吹奏楽部賛助出演 トロンボーン四重奏 D.ウーバー≪3つの小品 作品29≫
●全体合唱 Believe
●表彰式