地域医療福祉研修センターからのお知らせ

地域医療福祉研修センターからのお知らせ

平成30年12月13日（木）に、高砂市民病院1年目ナース対象シミュレーション研修　～緊急時の対応～が、本学地域医療福祉研修センターで行われました。
この研修は、緊急時の対応ができる能力を培うことを目的とし、それぞれのキャリアに応じた役割が果たせるような内容となっていました。現職の看護師はもちろん昨年度の本学卒業生も参加し、ナースとしてさらなる成長をめざし頑張っていました。
現在、医療機関では、教育プログラムの実施が看護職に義務化されているため、多くの医療機関で入職1年目からそれぞれのレベルに応じたプログラムが実施されています。同病院ではその中のプログラムの一つとして、病院の場面や実際に起こり得る状況を再現したシミュレーション体験ができる本学のメディカルシミュレーションユニットを研修場所として選びました。
メディカルシミュレーションユニットは、ナースステーション、多床病室など「病院」を再現したシミュレーションルーム、電子黒板やビデオカメラシステムなどICT機器を設置しアクティブラーニングができるデブリーフィングルームを有し、様々なシミュレーションを行うことができます。また、複数のカメラで録画されたシミュレーション記録をもとに、学習者が自らのトレーニング内容を主体的に振り返ることで、学びを深めることもできます。
その他にも本学には看護・介護研修ユニットがあり、１LDKの在宅ケア利用者が暮らす居室「在宅生活支援エリア」と、病院・社会福祉施設の入浴室などを再現した「入浴エリア」を有しています。その場所では訪問介護、訪問看護に関わる介護・看護専門職等の在宅ケアスキルの向上と新たなスキルの開発で使用されています。
本学の地域医療福祉研修センターでの研修を通して、看護、介護等に携わる方々がますます活躍されることを願っています。