兵庫大学 兵庫大学短期大学部

地域医療福祉研修センターからのお知らせ

地域医療福祉研修センターからのお知らせ

2020.02.25

体験型災害シミュレーション研修を開催しました

令和2年2月22日(土)本学地域医療福祉研修センターにて「体験型災害シミュレーション研修 避難場所から共同生活へ~大切にすること~」を開催しました。
当日は天候に恵まれず雨の中での実践でしたが、40名を超える地域の方々にご参加いただきました。
第1部では、避難所の簡易ベッドやパーテーションの設置、屋外で災害テントを実際に組立てる作業などの体験を行いました。昼食では、参加者全員に非常食を準備、今回は「モーリアンヒートパック」を使用しての体験で、電気や火を使わずにアルファー米を作る体験と試食を行いました。参加者の方々からは「実物を用いての試食はよかった」「個人の備えを進める際に参考にできるので良い体験でした」などの声が上がりました。
食後のプログラムは、兵庫県柔道整復師会外林接骨院院長の外林雅夫氏による「エコノミー症候群予防運動」の体験で、体が不自由な方でもできるような「立位バージョン」と「座位バージョン」に分かれ、丁寧に教えていただきました。
第2部では「発災時の発動体制~現状と課題~」をテーマにし、加古川市総務部危機管理課課長脇本氏、加古川消防本部辰己氏、加古川市社会福祉協議会地域福祉推進課課長本山氏、加古川グリーンシティー防災会特別顧問大西氏をお迎えしてのトークセッションを開催しました。参加者の方々からは「自分ができることについて考える良い機会になりました」「自分の大切な人の生命を守ることが、防災の定義ということが心に残りました」などの声が上がりました。
今回の研修を通して、災害についての意識や防災への意識が変わり、一人でも多くの方の手助けになれれば幸いです。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
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