兵庫大学 兵庫大学短期大学部

教員のご紹介

保育科

准教授永井 夕起子

ご自身の専門分野について教えて下さい。

学生時代は競技スポーツに打込み、体の自由度は高い方だと思っていましたが、音楽を聴いて沸き起こった感情と体とが乖離しているようなもどかしい体験をした事をきっかけに、体と心の繋がりに関心をもち、身体運動による生理心理学的影響について研究してきました。

現在取り組まれている研究内容について教えて下さい。
また、その研究を始めようと思われたきっかけも教えて下さい。

現在は、科目の研究をしています。保育者を目指す学生にとって有意義な学びについて、授業実践のデータから検討を重ねています。学生が体験してきた教育と、現在の子どもたちが置かれている環境を踏まえ、目の前の学生が身につけるべき技術や知識を精査するのは迷いや困難もありますが、やりがいも大きです。

兵庫大学を一文字or一言で表すと?その理由はなんですか。

「和」です。
言わずもがな建学の精神ですが、色々な場面で教員も職員も「和」を目指しているなと感じています。

どのような学生に育て、卒業後、どんな社会人になってもらいたいですか。

自分の能力を信じ、自分の人生を大切にできる人になって欲しいです。自分を雑に扱うと他者や物事に対しても乱雑に振舞うことへ繋がります。子どもたちを保護し育てる側の人間だからこそ、自分に対する内省と努力と労わりは大切だと思います。授業を通じて「自分はこんな事も出来るんだ」と発見し、自信をつけて欲しいです。

講義をする上で気をつけられていることを教えてください。

演習科目が多いので、授業内で取り組む課題のファーストステップの設定には気をつけています。「やってみよう」「これならやれるだろう」と着手しやすい内容から始め、徐々に難易度を上げ本課題に取組めるようにしたいと思っています。

「ありがとうのプロフェッショナルへ。」
“ありがとう”や“感謝”を伝えたい、若しくは、その言葉をいただいた経験はありますか。

関わりのある全ての人に感謝を伝えたいです。学生や学校があるから私は教員なのであって、人や環境が無ければ教員として立振る舞う私は存在しません。思考や行動は自らの選択のようで、他者や環境に与えられているものの方が多い。私がこうして発信できるのも皆さんのおかげです。いつもありがとうございます。

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