兵庫大学 兵庫大学短期大学部

教員のご紹介

栄養マネジメント学科

准教授中井 玲子

ご自身の専門分野について教えて下さい。

「食品科学」という分野について、学生時代から継続して取り組んでいます。栄養マネジメント学科では「食品学Ⅰ」、「食品学実験Ⅰ」などの科目を担当し、主に食品中に含まれている各成分の基礎的な化学的特徴について授業で解説しています。

現在取り組まれている研究内容について教えて下さい。
また、その研究を始めようと思われたきっかけも教えて下さい。

「食のゼロミッション推進に関する研究」と「管理栄養士養成課程に関わる教育指導法の研究」を掲げ、後者に比重を置いています。フレッシュマンセミナーや基礎ゼミ等の初年次教育から国家試験対策まで、分野横断的な学生指導に長年携わってきました。教育現場を高等教育研究のアカデミックな視点でより充実させていきたいです。

大学教員になって楽しいと思うこと、また、大変だと思うことはありますか?

私にとって、物事を観察し、仮説を立て、検証し、思考するという研究活動の一連のプロセスはとても楽しく、飽きずに思わず続けてしまうものです。一方で、近年の大学教員は様々な業務においてオールラウンド・プレイヤーであることが求められます。私は不器用なので限られた時間内でそのバランス取りに四苦八苦しています。

学科内もしくは大学内で1番仲の良い教員を紹介してください。

一緒に授業運営にあたっていただく助教・助手の先生達とは、自然とコミュニケーションを取る機会が多くなりますね。現在は、特に栗山磯子先生に授業以外にも色々な面でサポートしていただき、いつも心から感謝しています。栗山先生は大変聡明な上に、とても明るく元気かつ優しい方で、いつも元気をいただいています。

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どのような学生に育て、卒業後、どのような社会人になってもらいたいですか?

大学は学問の府です。学問に王道はありません。学生たちには自分の可能性を信じて、自分なりの夢・目標を持ち、その実現に向け地道に学ぶ努力を続ける習慣を身に付けてほしいと願っています。その延長線上に国家資格取得など「客観的な成長の証」を得ることで、根拠に基づいた自信も携えて、卒業後の人生の支えとしてほしいです。

「ありがとうのプロフェッショナルへ。」
“ありがとう”や“感謝”を伝えたい、若しくは、その言葉をいただいた経験はありますか。

令和元年度は新型コロナウイルス騒動の影響で、大変残念ながら卒業式が実施されませんでした。例年になく寂しい3月でしたが、個別に研究室に挨拶しに来てくれる卒業生もいました。彼らからいただいた「4年間お世話になりました。ありがとうございました。」という言葉に、とても温かいものを感じて大変嬉しかったです。

栄養マネジメント学科

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