兵庫大学 兵庫大学短期大学部

教員のご紹介

健康システム学科

講師米野 吉則

ご自身の専門分野について教えて下さい。

発育発達学が専門です。発育発達は、人間の成長・発達の仕組みを説明する学問です。私は特に、幼児期から学童期にかけての身体的・精神的・社会的な変化がどのように起こるのか、なぜ起こるのか、またどのような個体差・個人差があるのかについて研究しています。

現在取り組まれている研究内容について教えて下さい。
また、その研究を始めようと思われたきっかけも教えて下さい。

現在、取り組んでいる研究は「幼児の身体活動」です。「1日60分、身体的な遊びをしよう」と目標値が幼児期運動指針で示されました。
幼児教育の現場に6年間、養護教諭として勤めていた経験から、「本当に60分でいいのか」や「もっと必要ではないのか」という疑問に感じたことがきっかけです。

養護教諭を目指されたきっかけを教えてください。

養護教諭を目指すきっかけになったのは、健康システム学科の教員である大平先生との出会いです。今でも鮮明に記憶していて、大学2年生の2期でした。そのころ、挫折を感じ、目標もなかった私に大平先生が養護教諭の免許取得のお誘いをくださいました。男性養護教諭がまだまだ存在しない時代ですが、私は養護教諭に希望を見出し、目指すようになりました。大平先生との出会いが大きなターニングポイントだと思います。

学科内もしくは大学内で1番仲のいい教員を紹介してください。

兵庫大学で勤めておられる先生方は大学教員としての経験値や、専門的な知識がとても豊富で、私はまだまだ背中を追いかける立場にあり、仲の良い教員というと失礼になりますが、尊敬する先生方はたくさんいます。特に私が所属する健康システム学科の先生方には、日々、刺激をいただき、学ばせていただいています。

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学生の雰囲気やいいとことを教えてください

健康システム学科の学生はとても人懐っこく、素直です。エピソードとしては、学生が落ちているごみを拾っていたので、「ありがとう」と声をかけて素敵な習慣であると伝えました。彼は、木下先生と矢野先生がごみを見つけて拾っている姿を学内や学外でも見ていたようで見習うようにしていると言っていました。健康システム学科の学生は、良い行いは自分にとっても周りの人にとっても良いことだと判断できて、行動できる学生であると思います。

「ありがとうのプロフェッショナルへ。」
“ありがとう”や“感謝”を伝えたい、若しくは、その言葉をいただいた経験はありますか。

1番に学生に「ありがとう」と感謝を伝えたいです。兵庫大学に進学してくれてありがとう!!学生の皆さんがいてくれるから教員としての責任が果たせています。また、家族にも感謝を伝えたいです。教員生活を元気に送ることができているのは家族の支えがあってこそだと思うからです。奥さん、娘ちゃん、本当にありがとう!

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