講座
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No.1131 芭蕉の紀行文ー『笈の小文』ー
芭蕉の紀行文の中で、私たちの身近にある名所・旧跡が多く出てくる『笈の小文』は、『奥の細道』の前年の旅の記録で、江戸から東海地方を経て、大和地方をめぐり、大坂、須磨、明石まで来たところで終わっていますが、『奥の細道』への発展の過程がうかがえる興味深い作品です。芭蕉が眺めた同じ所にたち、古を思いながら、芭蕉の探し求めたものに近づきます。
目標・メッセージ
吉野の桜を求め大和行脚をした後、訪れた最も西端の地、須磨・明石。芭蕉は何を見、何を思ったのか。その名残りを感じられるのでは?
講師・略歴
兵庫県立高等学校教諭を経て、県立夢野台高等学校校長、
兵庫県いなみ野学園副学園長等。
日程
5/15,5/29,6/12,6/26,7/10,7/24
14:40~16:10
プログラム(演題)
第1回:芭蕉の紀行文
第2回:序文ー風雅論
第3回:旅立ちと道の記
第4回:東海地方へ -鳴海~渥美半島~伊良子崎~熱田神宮~名古屋-
第5回:故郷から伊勢神宮へ -伊賀上野~阿波の庄~伊勢山田~神宮-
第6回:大和行脚(吉野の桜を訪ね) -初瀬~多武峰~西河~蜻螐が滝~苔清水-
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30人
- 受講料
- 7,740円