兵庫大学 兵庫大学短期大学部

ホーム > 教育・研究・附置機関 > 兵庫大学エクステンション・カレッジ > 講座 > No.2021 【兵庫のミュージアムを巡る旅】播磨国風土記の世界を探る ―伊和大神信奉と考古学事象から考える「東播磨編」―

講座

講座

No.2021 【兵庫のミュージアムを巡る旅】播磨国風土記の世界を探る
―伊和大神信奉と考古学事象から考える「東播磨編」―

『播磨国風土記』は伊和大神の伝承を骨格にすえて描かれています。『播磨国風土記』にみえる伝承・説話は弥生時代から古墳時代にかけての時代背景のもとにできあがっているものが多いと考えられます。この解釈について考古資料を援用して考えます。


★持ち物:筆記用具

目標・メッセージ

天空の彼方に飛びきらめき輝いているようにみえる『播磨国風土記』の記事を考古学の成果と照らし合わせることにより、風土記の文章表現の解釈やその背後にある歴史事情を明らかにする端緒がみつけられるのではないかと考えます。

講師・略歴

是川 長(兵庫県立考古博物館 名誉学芸員 /日本考古学協会シニアフェロー)
(過去の勤務先)兵庫県教育委員会文化財課、文部省生涯学習局、県立高校、
(著書)『播磨国風土記のひみつ』神戸新聞総合出版センター(2011)
(論文)『伊和大神信奉と考古学的事象―播磨国風土記の基本的理解のために―』太子町立歴史資料館「館報・研究紀要」第20号(2021) 他
                  

日程

① 7月11日(木) 伊和大神信奉と考古学的資料―播磨の守護神・伊和大神、東西播磨ちがい―
② 7月18日(木) 賀古郡の記事の特色―大帯日子命(おほたらしひこのみこと)の印南別嬢(いなみわきいらつめ)への誂(つまどい)と賀古駅家―
③ 7月25日(木) 加古川流域と倭王権の朝鮮派兵―日岡古墳群、西条古墳群、愛宕塚古墳、敷地大塚古墳、住吉大社椅鹿山領地、水児船瀬―
④ 8月 1日(木) 県立考古博物館展覧会解説 ※現地集合現地解散

時間 木曜日 13:00~14:30

会場
兵庫大学エクステンション・カレッジ
定員
30名
受講料
6,600円(観覧料含む)
戻る