講座
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No.14101 フランクルの人生論-寄る辺なき苦悩の時代に、それでも人生にイエスという
東日本大震災以降、じつに多くの方々が自らの心の拠り所を喪失されて、どのような思いでこれから生きてゆけばよいのか、途方に暮れておられます。大震災以降、心が不安定になる人々が増えたことを様々な方面から聞き及ぶにつけ、長らく研究してきたフランクルの思想から鼓舞された自らの経験を踏まえて、フランクルの考え方や生き方をわかりやすく伝えたいという思いが日増しに強くなってきました。苦悩に耐えるなかで、それにもかかわらずフランクルが提唱するロゴセラピーの思想を基盤とした心の在り方の可能性について、より多くの人々に知っていただきたいと考えて、本講座を設定しました。
講師・略歴
廣岡 義之(神戸親和女子大学発達教育学部児童教育学科 教授)
日程
第1回 11月15日(土)
第2回 12月20日(土)
第3回 1月24日(土)
第4回 2月28日(土)
14:40~16:10
プログラム(演題)
第1回 『夜と霧』から学びうるフランクルの人生論
第2回 意味喪失の現代における教育的使命
第3回 「良心」「超越」「宗教」の関わりについて
第4回 人生における「苦悩」の意義と課題
- 会場
- 13号館104教室
- 定員
- 30人
- 受講料
- 5,160円