講座
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No.14106 万葉集Ⅱ 天武・持統朝の歌―歴史の跡をたどって―
天武天皇は、壬申の乱で勝利を収めた後、飛鳥淨御原宮で即位され、八色の姓の制定、律令や歴史の編纂など新しい国家の建設を進められました。持統天皇は、その後を受け継ぎ、飛鳥淨御原令の施行、戸籍の作成など律令に基づく政治を進め、藤原京への遷都を行われました。
この時代に万葉集の代表的な歌人柿本人麻呂を始め多くの優れた人たちが出て、天皇を中心とする国土を讃美する荘重な歌、歴史の流れの中で亡くなった人たちを悼む哀切な歌などが多く詠まれました。
これらの歴史の跡をたどりつつ、万葉人の真率な心情や豊かな詩藻を読み味わってゆきたいと思います。
講師・略歴
黒川 行信(兵庫県いなみ野学園講師)
日程
第1回 10月1日(水)
第2回 10月8日(水)
第3回 10月15日(水)
第4回 10月22日(水)
第5回 10月29日(水)
第6回 11月5日(水)
第7回 11月12日(水)
第8回 11月19日(水)
14:40~16:10
プログラム(演題)
第1回 天武天皇・十市皇女
第2回 大伯皇女と大津皇子
第3回 草壁(日並)皇子の挽歌
第4回 持統天皇・藤原宮
第5回 吉野宮・紀伊・伊勢
第6回 皇子・皇女・官人たち
第7回 柿本人麻呂(一)
第8回 柿本人麻呂(二)
- 会場
- 13号館105教室
- 定員
- 30人
- 受講料
- 10,320円