講座
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No.32 茶の心-茶道の世界への扉-
茶道は、茶室と言う小宇宙の中で「主」と「客」が融合し、共に美を味わい芸術を楽しみ、客は主の心を尊ぶ、主・客一体になるのが茶道の極致であります。
このような茶道は深い精神性を持つ芸術であり、いかに生くべきかと言う人生観ないし世界観をはっきりと教えてくれる心の糧なのです。茶道はまさに生活の知恵の宝庫であり心の豊かな日常生活を送る上の絶好の手引きでもあります。
目標・メッセージ
道としての茶・文化としての茶・稽古による人間の修練と言う「道(心)・学(茶道学)・実(実技と通じての働き)」の三つを実践することで茶道の深遠さを学び、心豊かさと安らぎでもって現代社会の激しい移り変わりに対応できることを願っています。
講師・略歴
千本 宗味 (操)(兵庫大学裏千家茶道部顧問)
日程
第1回 5月2日(土)
第2回 5月9日(土)
第3回 5月23日(土)
第4回 6月13日(土)
第5回 6月27日(土)
第6回 7月11日(土)
13:00~14:30
プログラム(演題)
第1回 茶の歴史と茶の心
第2回 利休居士の道統・道具の基礎知識と扱い
第3回 実技 割稽古・けいこ茶会に必要な道具の扱い方
第4回 利休百首に学ぶ・茶道の逸話
第5回 実技 客の心得・点前の基本練習
第6回 茶事と日本の食礼法・にじり口の意義、露地について
- 会場
- 13号館203
- 定員
- 30人
- 受講料
- 8,400円