講座
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No.1071 『日本書紀』読解から見る古代日本
‐仏教の受容展開と伝承‐
目標・メッセージ
『日本書紀』には欽明朝の仏教公伝からはじまって、持統朝にいたるまで仏教に関するさまざまな記事がみられます。これらの記事は、現
在われわれが飛鳥文化、白鳳文化と呼んで親しんでいる仏教文化の遺産とどのように対応しているのか、寺院関係の史料や仏像などの
金石文なども参照しながら概観します。
飛鳥文化や白鳳文化や仏教政策など、日本の初期の仏教と古代の歴史書との関係について理解を深めていきたいと思います。
☆受講者特典☆「古事記」と「日本書紀」の謎(学生社)をプレゼント
講師・略歴
生田 敦司
(龍谷非常勤講師)
日本古代史専攻。
神話・物語・系譜伝承の分析、情報学との連携・共
同研究。
論文等に、「記紀の天皇に対する『祖先伝承』という視点」
『日本古代の宗教と伝承』(勉誠出版、2009年)、「『日本書紀』の上
毛野氏伝承」『日本書紀研究』第28冊(塙書房、2013年)ほか。
日程
第1回 11/13(金)
第1回 11/20(金)
第1回 11/27(金)
第1回 12/4(金)
第1回 12/11(金)
第1回 12/18(金)
14:40~16:10
プログラム(演題)
第1回 仏教伝来と崇仏論争
第2回 廃仏と物部氏
第3回 飛鳥文化と『日本書紀』
第4回 厩戸皇子と聖徳太子信仰
第5回 白鳳文化と『日本書紀』
第6回 天武・持統朝と仏教
- 会場
- 13 号館エクステンション・カレッジ棟
- 定員
- 30人
- 受講料
- 7,740 円