講座
講座
No.1 地域生活での生きづらさを支え合うために
~ピアカウンセリングのすすめ~
精神科医療の進歩に伴って、長年の病を癒し、地域社会への復帰を目指す方々が、地域社会でどのような支援を受けることができるのかなど、その不安が大きいと言われています。そうした時、地域生活が可能になるよう手助けできるのは、その当事者の方の後押しや、寄り添いの役割が大きいと思われます。
本講座では、そうした当事者の方、支援者の方を主な対象として、ピアによる円滑なコミュニケーションの取り方やセルフヘルプグループの実例を通して、地域生活を送っている当事者同士によるピアカウンセリングの技法を学びます。ピアカウンセリングにより、地域生活を送っている方々が日ごろの思いや生きづらさを語り、また、退院を目指している方の地域生活への不安を解消し、地域での生活をより進めることを目指します。
講座では、地域で生活している方々の当事者活動を、交流会形式に組み入れて講師としてお招きし演習を取り入れながら進めて参ります。
講師・略歴
井上 幸代(加古川健康福祉事務所地域保健課担当課長補佐)
光田 豊茂(兵庫大学生涯福祉学部准教授)
坂井 宗月(中央むつみ会 代表)
笠原 健(中央むつみ会 ピアサポーター)
角野 太一(特活)ハートフル 障害者相談支援センター輪っふる センター長)
日程
3/29 3/30 3/31
プログラム(演題)
第一回 1.保健師が思うピアサポートの魅力
2. 当事者同士のコミュニケーションの取り方について
第二回 地域で生活する方々の互いの支援に関するコミュニケーションの重要性
第三回 共生社会の実現に向けて、地域生活・地域移行支援の課題と”当事者性”の役割
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 各日 30名
- 受講料
- 無料