講座
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No.2051 郷土の偉人シリーズ―美濃部達吉―
~高砂出身の美濃部達吉の人物像と「天皇機関説」を知る~
美濃部達吉は、高砂小、小野中、乾行義塾を経て第一高等中学校、東京帝国大学法科大学へと進み、卒業後、内務省を経て大学院進学、海外留学から帰国後、比較法制史から行政法そして憲法講座を担当しました。上杉慎吉教授との天皇機関説論争、天皇制ファシズムの時代の著書発禁処分、貴族院議員辞職に至る機関説事件などを3回に分けて解説したいと思います。
目標・メッセージ
平成29年は、日本国憲法施行70年にあたります。改めて、美濃部達吉の生い立ちや彼の「天皇機関説」について一緒に考えてみたいと思います。
講師・略歴
宮先一勝(美濃部研究会会長)
昭和43年関西大学法学部卒業、同47年同大学院法学研究科(憲法)修了、
昭和45年8月~平成15年3月兵庫県職員、「生誕140年美濃部達吉年譜」、「美濃部達吉博士書簡等目録」
日程
2/3、2/10、2/17 (金曜日)
【開講時間】13:00~14:30
プログラム(演題)
第1回 生い立ち(東京帝国大学教授になるまで)
第2回 「天皇機関説」論争と事件
第3回 憲法改正と美濃部達吉
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30
- 受講料
- 3,870円