講座
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No.1111 『枕草子』 の世界
―激動の時代を生きる女たち―
平安時代の代表的な女流文学者「清少納言」の随筆『枕草子』を、歴史的な視点を入れながら読み進めていきます。摂関政治の真っ只中、激動の時代を生きた中宮定子や清少納言の姿をとおして、時代に翻弄される女の生き様をみつめます。藤原道隆や道長といった権力者を描いた『大鏡』や『栄華物語』とリンクさせると、また新たな発見があるかもしれません。
目標・メッセージ
紫式部と比較される、清少納言ってどんな人かな?どのような美的感覚や価値観を持っていたのでしょう。一緒に平安の昔を旅してみませんか?
講師・略歴
西中 裕子
(兵庫県いなみ野学園 元副学園長)
兵庫県立高等学校教諭を経て、県立夢野台高等学校校長、兵庫県いなみ野学園副学園長等つとめる。
日程
① 5月11日(金) 清少納言と『枕草子』
② 5月25日(金) 定子との出会い①~後宮に新風
③ 6月 1日(金) 定子との出会い②~宮仕えの日々
④ 6月15日(金) 清少納言をめぐる男たち
⑤ 6月29日(金) 政治の大きな変わり目①~長徳二年四月からの動き
⑥ 7月13日(金) 政治の大きな変わり目②~中宮をめぐる新たな動き
時 間 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 7,740円