講座
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No.1131 古典和歌の世界 ―『百人一首』を楽しむ―
「和歌」と聞くと、まず『百人一首』を想起する方が多いのではないでしょうか。『百人一首』は、鎌倉時代はじめに藤原定家が王朝を代表する歌人100人の歌を1首ずつ選んで作ったものです。それぞれの和歌には、四季折々の風景に感動する心や、身を焦がすような恋の煩悶などが詠まれており、日本の文化に大きな影響を与えました。本講座では『百人一首』の和歌を楽しみながら、王朝和歌の歴史や歌人たちの人生をたどってみたいと思います。
チラシはこちら → 古典和歌の世界.pdf
目標・メッセージ
古典和歌を読むための基本的な知識を理解していただくと同時に、日本の文化に大きな影響を与えた和歌の奥深さや魅力を知っていただきたいと思います。
講師・略歴
溝端 悠朗
(龍谷大学・相愛大学 非常勤講師)
1989年大阪府生まれ。龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程日本語日本文学専攻 単位取得満期退学。修士(文学)。専攻は中世和歌文学、特に藤原定家を中心に研究。
日程
① 5月19日(土) 『百人一首』と王朝和歌史
② 6月 2日(土) 天皇と和歌
③ 6月16日(土) 六歌仙と『古今和歌集』
④ 6月30日(土) 女房歌人と王朝文学
⑤ 7月14日(土) 敗者たちの和歌
⑥ 7月28日(土) 「数寄」の歌人たち
時 間 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 7,740円