講座
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No.1171 浄土真宗と本願寺
―教団のかたちができるまで―
親鸞を宗祖とする浄土真宗という宗派。その中の一教団である本願寺は、どのように成立してきたのでしょうか。今回は、本願寺の原点である親鸞の墓所(廟堂)を建立した親鸞の門弟と子孫、廟堂を寺院化し「宗祖・親鸞聖人」の教団を目指した覚如、覚如の理想をさらなるスケールで実現し本願寺教団を実質的に成立させた蓮如という三つのポイントから学んでゆきます。
目標・メッセージ
現在とは異なる「浄土真宗と本願寺」のあり方を学びつつ、その中で生まれ現在まで伝えられてきた「本願寺の伝統」についても注目していきます。
講師・略歴
西 義人 (浄土真宗本願寺派総合研究所 上級研究員)
2004年 龍谷大学院文学研究科博士後期課程真宗学専攻単位取得退学。
2005年 浄土真宗本願寺派教学伝道研究センター
(現・浄土真宗本願寺派総合研究所)「いのちと念仏」相談センター
にて教学相談業務に従事、
現在は、『季刊せいてん』編集担当。
龍谷大学非常勤講師、京都女子大学非常勤講師。
日程
① 6月 2日(土) 大谷廟堂をめぐる人々
② 6月23日(土) 覚如と「本願寺」
③ 7月14日(土) 蓮如の伝道
時 間 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 3,870円