講座
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No.1181 「現代の宗教者」―仏教僧侶による社会活動―
この講義では、社会問題にとりくむ仏教僧侶について紹介します。よく知られるのは、1970年代以降世界的な広まりを見せた「エンゲイジド・ブディズム」と呼ばれる仏教者による社会活動です。講義では、インド、タイ、アメリカ、日本など世界の仏教者の社会活動について紹介します。諸活動を知ることをとおして「仏教の意外な一面」をかいま見ることができるでしょう。
目標・メッセージ
仏教僧侶は実はいろいろな活動をしています。しかも諸活動は、教義の上からも根拠が明確です。「仏教僧侶といえば△△」という固定観念を覆すような講義になればと思っています。
講師・略歴
本多 真
(兵庫大学非常勤講師)
龍谷大学大学院国際文化学研究科博士課程修了(国際文化学博士)
茶道速水流、免許「茶通箱」
書道家、塔本真に師事
龍谷大学非常勤講師
浄土真宗本願寺派 恵光寺 住職
日程
① 6月19日(火) なぜ僧侶は焼身自殺したのかーエンゲイジド・ブディズムのはじまり
② 6月26日(火) 釈尊は差別を否定されたーインド仏教、カーストに取り組む仏教者
③ 7月10日(火) 絶対に木を切らせない―タイ仏教、環境保全に取り組む仏教者
④ 7月17日(火) 阿弥陀如来はあらゆる衆生を救う―日本・アメリカの仏教、性差に取り組む仏教者
時 間 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 5,160円