講座
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No.3191 いまから始める「SDGs」
―企業も市民も未来のために「いま」取組むSDGs―
SDGs(持続可能な開発目標)は国連で採択され、2030年までに定めた17の目標を達成しようと各国が取り組む国際目標です。
日本も政府が推進し、一部の企業はSDGsの取組みを社会に向けて発信するなど市民権を得た活動となっています。
近い将来、地球で100億近い人が暮らすことになりますが、今の生活を続けることは不可能と言われています。
人類の生活も企業の存続も、地球が健康でなければ成り立ちません。SDGsは、未来世代に現在の生活水準を引き渡すために必要ですが、
世界の全関係者が取り組まなければ達成できません。一部の企業の取組みだけでは達成できないのです。
つまり、あらゆる企業も市民も取り組まねばならない目標です。
本講座は、企業も市民もSDGsを実践するための学びになります。
すでに取り組んでいる関係者は、本講座を通して活動を見直し取り組みの改善に役立ててください。
★持ち物:筆記用具
講師・略歴
馬場 新一(神戸大学大学院経営学研究科 研究員)
【著書】図解でわかる部門の仕事 お客様相談室 改訂2版 2011年1月 共著、CSRの基礎 2017年4月 共著
【研究】<挑戦的萌芽研究>2015年~2017年「震災復興のためのCRM(コーズ・リレイテッド・マーケティング)モデル開発」 代表研究者 <挑戦的萌芽研究>2018年~2020年「被災者の生活復興を支援する企業と消費者の協力スキームの実践的研究:CRMの活用」 代表研究者<共同研究>「レジリエンスとしての復興経営学の体系化―実効性のあるCRM(Causes Related Marketing)を中心として―」 國部克彦・三矢裕・馬場新一共同研究<研究成果>第231回神戸大学RCUSSオープンゼミナール(2018年3月17日)で発表
【雑誌論文、寄稿】ジュリスト 寄稿平成27年3月号 「被害や欠陥が発生した場合の信頼回復に向けた対応」、Business Insight 91号 寄稿「消費者と企業の社会的責任―エシカルとCSV-」、馬場新一・三矢裕・國部克彦「熊本地震避難所運営に関する課題と対応」『神戸大学大学院経営学研究科ディスカッションペーパー』2017.10、馬場新一・國部克彦「寄付付き商品購入者の意識調査」『神戸大学大学院経営学研究科ディスカッションペーパー』2017.11、ACAPジャーナル11号寄稿「企業の社会的責任と消費者志向」、Business Insight 103号 寄稿「広告・表示の適正化を考える-広告・表示の新たな課題-」
【所属学会】日本災害復興学会 会員
日程
①8月24日(火) SDGsを知る ―なぜ17の目標に取組むのか―
②8月31日(火) SDGsの現況 ―コロナ禍を含めて5年経過の現状を知る―
③9月 7日(火) 企業の取組み ―企業は社会の公器? メリットはあるのか―
④9月14日(火) 消費者の意識と動向 ―消費の主役はSDGsにどう向きあっているのか―
⑤9月21日(火) SDGs達成へ産民協同 ―企業と消費者の協同が達成の課題―
時間 火曜日 18:00~19:30
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 7,500円