「健康づくりのための身体活動基準2013」では、厚生労働省が健康づくりのために、からだを動かすことを今よりも1日10分増やすことを勧めています。それが、今より1日10分多くからだを動かす+10(プラステン)です。
(※ 出典:厚生労働省「アクティブガイド」を一部改変)
「健康づくりのための身体活動基準2013」では、どのような身体活動(生活活動と運動)をどのくらい行えばよいかの指針を示しています。
その基準として
「強度が3メッツ以上の身体活動を毎日60分(週に23メッツ・時の身体活動)行う。
そのうち運動は毎週60分(週に4メッツ・時の運動)を行う」ことを推奨しています。
身体活動で消費するエネルギー量が数値でわかると、体を動かす励みになります。
エネルギー消費量は、以下の式から求めることができます。
強度(メッツ)×運動時間(時)×体重
※ただし、体重の減少を目的とした場合は、安静時のエネルギー量(安静時1.0メッツ・時)を引いた値で算出します。
例)「軽いジョギング」を30分間、体重70kgの人のエネルギー消費量は、(6.0-1.0)×0.5(h)×70(kg)=175kcal