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看護学科からのお知らせ

看護学科からのお知らせ

2022.10.14

スマイルサポート講習会 ~看護学科1・2年生10人が参加~

10/9(日)朝から曇り空の広がる神戸市灘区の東部在宅障害者福祉センターで、スマイルサポート講習会が開かれました。スマイルサポート講習会とは視覚障がい者の理解と同行援護の方法を学ぶ実践型の講習会(主催:眼の会)で、今年度は12回目の開催でした。30人の参加者の中に、本学から看護学科1・2年生の学生10名が参加しました。
<歩行訓練士からレクチャーを受けている様子>
画像1(小村先生 はじめ)bokasi.jpg
<実際、駅の階段で誘導しました>
画像(小村先生).jpg
画像2(小村先生).jpg
 午後はあいにくの雨模様となったため、視覚障がい者の方々や同行援護のヘルパーさん、歩行訓練士さん、他大学の教員や学生、ボランティア参加者らと交流会に参加しました。
 終了後に参加した学生から「視覚障がい者の方が普段どのような世界でいるのか実際に目隠しをして体験することで、怖さや音に対する反応が敏感になるということが分かった。また、少しでも声掛けがあることで不安な気持ちが和らぐのではないかと感じた。」
「視覚障がい者の方は一人ひとり見える視野や症状が違うため、誘導する際に習ったガイド通りに全てをするのではなく、それぞれに合わせて利用者さんが安心出来る誘導をしないといけないと感じた。右手や左手の差もあるが、掴みやすい腕の位置や密着度も人それぞれ全く違うと感じた。これは一人ひとりの立場に立って考える看護にもつながると感じた。」という声が聞かれました(ほかにも多数の意見が寄せられました)。
また、まちで、困った雰囲気を醸し出している視覚障がい者の方をみつけたら声をかけるかどうか尋ねたところ、全員が「声をかける」と回答しています。 今後の看護観につながる経験知を収得できた有意義な一日になりました。
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