看護学科からのお知らせ
看護学科からのお知らせ
2025.03.12
【看護学科】本学4年生がボランティアに参加しました
よく晴れた早春の日曜日に、兵庫県立福祉のまちづくり研究所(神戸市西区)にて、「見ることに不自由さを抱えている方のためのユニバーサル機器展」がありました。機器展には本学の看護学生(4年生)が手伝ってくれました。
ユニバーサルとは「すべてのものに共通であること」という意味です。このユニバーサル機器展は視覚障がい者の団体が企画をはじめ、今回で第10回目の開催となりました。
今や、障がいを手助けするための機器は進化を続けています。目の不自由な方々は実際触れて説明を聞き、日常に取り込む機器を購入していました。なにせ、いろんな詐欺が横行している世の中なので、この機器展へ出展されている企業は信用できると話されていました。
機器展では、機器の展示のほかにタンデム自転車体験会(タンデム自転車:座席とペダルが前後に複数ある自転車)や視覚障がい者サポート講習会(講師は歩行訓練士)、音楽コンサートが催されました。 知っていましたか?日本全国に歩行訓練士さんは275人しかいないんですよ。歩行訓練士は、視覚障がい者の歩行訓練を行う際に自立歩行できるように的確なアドバイスをしてくださいます。また、講習会では周りのサポートのコツも伝授してもらえます。
ボランティアスタッフをしながら、催しにも参加させていただく機会がありました。参加した学生からは、「もっと低学年のうちにボランティアに参加すればよかった・・・看護に役立ちますね。実習での自分の視点が変わってただろうな・・・今日の体験は自分の将来にきっと役立つと思います。」とコメントをもらいました。4年生の彼は、この春から看護師になります。
ボランティアに年齢はありません。いろんな形でボランティアはできます。そしてボランティアには形はありません。是非、自ら機会を見つけてボランティア参加の第一歩を踏み出してください。
ユニバーサル機器展は、サンテレビのニュースにUPされています
https://www.sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2025/03/09/85634/