看護学科からのお知らせ

看護学科からのお知らせ

　2025年10月19日（日）10:30より、看護学研究科の博士前期課程の大学院1年生の研究計画発表会を開催しました。

　本学の看護学研究科では、超高齢社会とともに訪れる多死社会において、住民一人ひとりの尊厳を最大限尊重する高い倫理観を養いQOL（生活の質）およびQODD（死にゆく過程と死の質）の向上に資する高度な看護専門職の育成を目指しています。

 　「基盤看護学領域」「エンドオブライフケア看護学領域」「生涯発達看護学領域」「広域看護学領域」と4つの専攻があり、カリキュラムの特徴として、「博士前期課程」と「博士後期課程」の両課程ともに同じ方向を見据えて、 教育・研究を深化させていくという一貫性と連動性をもたせています。

 　保健医療福祉の場で現職にある看護師や保健師等の社会人が、仕事を続けながら大学院教育を受けられるようにするため、平日の夜間（18:00〜21:10）や土曜に授業や研究指導を行う制度を導入しています。また、長期履修制度があり、社会人が授業に参加しやすい形態となっています。

 　今回の発表会では、博士前期課程1年生が、入学前より温めてこられた研究テーマをブラッシュアップした研究計画を発表されました。社会人経験をもとに研究動機から科学的な知識を論理的に表現し、研究で明らかにしたい内容が実践可能なレベルで発表されました。
　意見交換から、より一層刺激を受けた発表会でした。今後は研究実施に向けて進んでいきます。