アクティブラーニング・ゾーン
アクティブラーニング・ゾーン
教職・学習支援センターでは、「アクティブラーニング」※ が行いやすいように、充実した学習支援環境をワンストップで提供するため、新たに「アクティブラーニング・ゾーン」を設置しました。
授業、講座、自学自修など、様々な用途で用いることができます。

※「アクティブラーニング」とは
社会での実践的な場面では、グループで考えを磨き、一歩前に出て意見を伝え、相手に理解してもらう必要が生じてきます。兵庫大学では実践力のある人材を育てるための教育にも力を入れています。その中心となるのは、学生が主体的に問題や課題の解決に取り組む能動的な学習の方法である「アクティブラーニング」です。
教職・学習支援センターから
学生時代にディスカッション、プレゼンテーションなど、社会で応用の利く力を修得することが期待されています。そのような実践力を身につけるには、自由にグループワークができる空間が必要です。
平成26年3月、教職・学習支援センター内に、学生が議論や発表などに活用できるスペース「アクティブラーニング・ゾーン」を設置しました。
同ゾーンでは、机や椅子は固定されていません。自由にレイアウトを変えることで、グループで意見を出し合ったり、作業したりすることができます。むしろ、我々教職・学習支援センターのスタッフが気づかないような利用方法を発見してほしいと願っています。使い方は全く自由です。
従来から開設されている教職・学習支援センターとは、クリアガラスウォールで仕切られ、学生たちとセンターのスタッフは、互いの様子を見ることができます。このゾーンでは、自由に活動ができますが、外から見られることで学生は少し緊張するでしょう。その緊張感を味わうことで、学習する場であることを意識しながら活動することができると思います。

何ができる?
二つのエリア
「プレゼンテーションエリア」は、授業や自修でプレゼンテーション等がしやすい空間です。「グループワークエリア」は、グループワークやディスカッションだけでなく憩いの場としても使えるオープンスペースです。
多様な使い方
「プレゼンテーションエリア」は、主にPBL(課題解決型学習)授業や課題に対する自学自修に使用されています。パワーポイント等のデータ出力だけでなく、本や手書き資料などの現物を書画カメラで直接映し出すことやWebカメラやデジタルビデオカメラ等の映像を直接出力するなど様々な出力方法で発表や授業を行うことが可能です。
便利な備え付け
可動式テーブルや椅子がワークショップ型に配置され、PCとディスプレイ、プロジェクターが、すぐに使えるようにそれぞれ備え付けてあり、グループワークがいつでもできます。
自由に発想
ホワイトボードの壁や可動式ホワイトボードは、考えを自由に書き込んだりでき、プロジェクターを活用することにより、グループワークを円滑に進めることができます。
親しみのある機器
高性能ノート型PCの他にiPad等のタブレットも備えられています。検索をするときにはスマートフォンと同じように簡単に操作することができます。
開放的な空間
オープンスペースである「グループワークエリア」には、学生に馴染みやすいファミリーレストランやカフェにあるような大型のテーブルセットがあり、グループワークやディスカッションで自学自修に活用するだけでなく、学修の疲れを癒す語らいや飲食のためのスペースとしても利用される人気スポットです。
皆で利用するために
- 授業やグループ学習、プレゼンテーションの練習等で活用できる「アクティブラーニング・ゾーン」は、本学の在学生であれば自由に利用できます。
- 「プレゼンテーションエリア」は飲食禁止です。隣接の「グループワークエリア」は飲食自由のオープンスペースです。
- 大声での雑談、長時間の私物の放置など、他の学習者の迷惑となる行為は禁止しています。
- 機器等の操作方法でわからないことがあれば気軽にスタッフにお聞きください。

主体的な学びへ
課題を調べ、議論し、結論づけ、プレゼンする。
このプロセスの中で、社会人基礎力が向上するだけでなく、達成感を皆で分かち合い、「知への好奇心」を掻き立てられるように「アクティブラーニング・ゾーン」で、ぜひ「学ぶ楽しさ」を実感してください。
教職・学習支援センターは、様々なかたちの学習とその環境を支援します。

参考URL

アクティブラーニング・ゾーン等の整備事業は、文部科学省の平成25年度【私立大学等改革総合支援事業】タイプ1(大学教育質転換型)に選定後、関連する補助事業の「私立大学等教育研究活性化設備整備事業」及び「私立大学等教育研究施設整備費補助」で採択され整備しました。

「コクヨのアクティブラーニング」の紹介事例として、本学の「アクティブラーニング・ゾーンが掲載されました。