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ボランティアセンター長 挨拶

 ボランティア活動は、1995年1月の阪神淡路大震災をきっかけに大学生の関心も高まり、2011年3月の東日本大震災では多くの大学生ボランティアが活動しました。
 兵庫大学ボランティアセンターは2015年4月に開設し、たくさんの兵大生が活動しています。
 大学のボランティアセンターには次の2つの役割があります。一つは大学の地域貢献です。大学が地域社会の課題解決に向けて積極的に関わっていき、地域社会に貢献する活動の1つとしてボランティア活動を推進していくことです。もう一つは学生の教育です。学生が人間関係の構築力やさまざまな世代とのコミュニケーション能力を高めていくことと、学生自身の地域における社会的役割を知り、自主的・主体的に地域社会へ貢献する心を育むことです。
 特に、学生の学びでは、「他者を知る」「社会を知る」「自分を知る」という「3つの知る」が大事だと言われています。さまざまな人と出会っていろいろな立場の人がいることを感じ理解できる。社会と自分を繋げていく中で社会的な課題に気づくことができる。そして、自分の生き方や社会の中の自分を確認できることです。
 助けを必要としている人々の苦しみや困難に出会ったときに、自分とその人々の問題を切り離して考えるのではなく、自分自身もその困難な状況の中にいると感じ(共感)、人々と共にその問題を解決していくこと(共生)が、ボランティア活動だと思います。
 兵庫大学ボランティアセンターでは、学生の皆さんをはじめ、教職員の皆さん、地域の皆さんにボランティア活動を通して、共に感じ、共に生きることを学んで欲しいと考えています。
 ぜひ、兵庫大学ボランティアセンターを訪れて、「共生」への一歩を踏み出してみませんか。

兵庫大学ボランティアセンター
センター長 榎木 浩(現代ビジネス学科教授)

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