健康システム学科｜卒業生インタビュー｜兵庫大学・兵庫大学短期大学部

INTERVIEW

高知市立愛宕中学校

教諭（保健体育）

TEACHER

PROFILE

氏名：S.H

卒業学科：健康システム学科 (2022年度卒業)

趣味：家で映画鑑賞・食事会・カラオケ

ー職場での仕事内容はどのようなものですか？

中学校で「保健体育」の教員をしています。現在は、複数のクラスの副担任を任されており、業務の内容は担任の先生方のサポートがメインです。また、71名の生徒が所属するバドミントン部で、4名の顧問体制の中、顧問の1人として生徒たちと日々、部活動で汗を流しています。3年生の男子は県大会3位、四国大会出場、地区大会2位と優秀な成績を収め、そこに携われる喜びを実感しています。

ー仕事のやりがいや、普段どのような気持ちで働かれていますか？

学年やクラス、競技の機能レベル、個々の運動能力、人間関係など、それぞれの個性に応じて対応を変えることがとても難しいです。私の授業を通して、運動が不得意な生徒でもできないことができるようになっていたときに成長を感じ、それがやりがいに繋がっています。授業をする上で、運動が楽しいと思ってもらえるように、生徒への声掛けを大切にしており、名前を呼んで、何が良かったのかなどを具体的に説明し、褒めることを心掛けています。安全面も配慮しながら全体を把握しつつ、個々への対応を特に気を付けています。また、生徒が話を聞くときと、活動するときのメリハリが付けられるように指導方法も工夫しています。

ー学生時代に得た知識や経験は、現在どのように活かされていますか？

小学生を対象とした兵庫ジュニアスポーツアカデミーでアシスタントコーチを経験し、生徒への関わり方や声掛けの工夫などを実際の現場で体験し、その経験が今も活かされているように感じています。また、ボランティアで、自閉症の方がいる現場を体験したことにより、一人ひとりの環境や能力に応じた対応が大切だということを深く学び、現在も生徒一人ひとりに対して、それぞれの考え方や思いを理解することを大切にし、個々に合った指導を心掛けています。

ー学生時代で1番印象に残っている事は何ですか？

大学での授業にあった「保健体育科教育法」で、運動が苦手な人を一人も取り残さないと学んだことが印象に残っています。特に中学生は、得意と不得意がはっきりとする年代にあり、他人の評価を気にする年代でもあるということを、しっかりと認識した上で指導することが必要だと思っています。

TIME SCHEDULE

仕事の日のスケジュール

ー仕事に活かすためにプライベートでしていることを教えてください。

小学校2年生のときに始めたバドミントンを、今でも社会人チームに所属し、週1回活動しています。自身の活動経験が部活動の指導にも直結し、また、生徒と一緒に部活動でバドミントンをすることも自分の勉強になり、それが楽しさにも繋がっています。

ー今後の目標、どのような教員を目指していますか？

生徒の良さを最大限に引き出せる教員を目指しています。さらには私の授業で、運動の楽しさを体験し、生徒が自分の成長を実感できる3年間になるよう、教員として生徒に寄り添っていきたいです。

ー日々の業務等で “ありがとう” や “感謝” を伝えたい、若しくは、
その言葉をいただいたご経験があれば教えてください。

現在勤務している中学校でも、行事ごとに「感謝の花束」という企画があり、生徒それぞれがクラスメイトや先生に向けて感謝の気持ちを手紙で伝えます。体育祭や文化祭など、中学校ではさまざまな行事がありますが、そこでよく生徒たちから手紙をもらうことがあり、感謝の気持ちが綴られた手紙はとても嬉しいです。私自身も、日々生徒から刺激を受け、成長させてもらっているため、この場を借りて生徒たちに「ありがとう」と伝えたいです。

HOLIDAY

休みの日の過ごし方

家で映画鑑賞

家で好きな映画を観て楽しんでいます。
食事会

仕事の同僚や先輩とよく食事会を開催しています。
カラオケ

みんなと楽しむことで気持ちをリフレッシュしています。

MESSAGE

メッセージ

これから大学を選ぶ方へのアドバイスをお願いします。

将来の自分がなりたい姿をしっかりイメージすることが大切だと思います。そのためには、実現に向けた目標設定を行い、その目標がぶれることがないようにしてください。その上で、なりたい自分になれる大学、自分に合った学びができる大学を選び、将来の夢を実現させてください！