講座
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No.1012
久松真一『茶道の哲学』を読む
-茶道文化の本質と禅的人間形成-
西田幾多郎門下で西洋哲学を学び、京都妙心寺で臨済禅を極めた久松真一(1889~1980)の『茶道の哲学』を読み解きながら、茶道文化の本質について東洋的、仏教的人間形成の道として、特に禅的自己実現という視点から考察します。
目標・メッセージ
茶の湯とはただ湯をわかし、茶を点てて飲むばかりなるものと知るべし。どうぞお気軽にお出かけください。
講師・略歴
西村 古珠 (臨済宗大徳寺派宝林寺住職)
昭和37年、愛媛県生まれ。
京都大学文学部哲学科中国哲学史専攻卒業。
在学中「心茶会」で茶道、(財)長岡禅塾で禅を学ぶ。
大徳寺山内龍光院小堀南嶺師に就き得度。
大徳寺僧堂、南宗寺僧堂で修行。
平成18年より臨済宗大徳寺派宝林寺(兵庫県たつの市)住職。
臨済宗連合各派布教師
日程
10/11 11/8 12/13 1/10 2/14 3/14 水曜日
14:40~16:10
プログラム(演題)
第1回 抱石庵 久松真一居士の生涯
第2回 臨済禅の源流
第3回 千利休の禅と茶
第4回 茶道における人間形成と禅の修行
第5回 茶道文化の七つの性格と禅の美術
第6回 茶禅一味の哲学 その現代的意義
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30
- 受講料
- 7,740円