講座
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No.1051
芭蕉の紀行文~『笈の小文』~
―「風雅」を求めた自由な旅、吉野そして須磨・明石へ―
芭蕉の紀行文の中で、私たちの身近にある名所・旧跡が多く出てくる『笈の小文』は、『奥の細道』の前年の旅の記録で、江戸から東海地方を経て、大和地方をめぐり、大坂、須磨、明石まで来たところで終わっていますが、『奥の細道』への発展の過程がうかがえる興味深い作品です。芭蕉が眺めた同じ所にたち、古を思いながら、芭蕉の探し求めたものに近づきます。
目標・メッセージ
吉野の桜を求め大和行脚をした後、訪れた西端の地、須磨・明石。芭蕉は何を見、何を思ったのか。その名残りを感じてみませんか?
講師・略歴
西中 裕子 (兵庫県いなみ野学園 元副学園長)
兵庫県立高等学校教諭を経て、県立夢野台高等学校校長、兵庫県いなみ野学園副学園長等つとめる。
日程
10/16 10/30 11/13 11/27 1/29 2/19 3/5 月曜日
14:40~16:10
プログラム(演題)
第1回 大和行脚(吉野の桜を訪ね)②
第2回 紀伊路から大和路(旅賦)
第3回 須磨浦眺望①
第4回 古戦場を弔う① 明石夜泊
第5回 須磨浦眺望②
第6回 古戦場を弔う②
第7回 現地研修(終日)
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30
- 受講料
- 11,030円