講座
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No.1071 『源氏物語』の世界
―光源氏と朱雀帝、朧月夜と花散里―
『源氏物語』の多くの登場人物の中で、華やかな光源氏の陰で目立たない兄朱雀帝の存在の意義とは。また、兄弟が愛する朧月夜の自由奔放?ともいわれる生き方は、光源氏の妻の一人でもある花散里の地味ともいえる生き方と比べると対照的です。この二人の女君の生き方にも注目してみます。
本講座では、華やかさの陰に存在する人物に焦点をあてて考えていきます。
目標・メッセージ
素晴らしいものをすべて持つ華やかな光源氏の陰で、目立たず、ひっそり生きる愛すべき人々に目を向けてみましょう。
講師・略歴
西中 裕子(兵庫県いなみ野学園 元副学園長)
兵庫県立高等学校教諭を経て、県立夢野台高等学校校長、兵庫県いなみ野学園副学園長等つとめる。
日程
①5月17日(金) 宿命の光源氏と朱雀帝①
②5月31日(金) 光源氏と朱雀帝と朧月夜①
③6月14日(金) 光源氏と朱雀帝と朧月夜②
④6月28日(金) 花散里への信頼
⑤7月12日(金) 宿命の光源氏と朱雀帝②/朱雀帝の復讐?
時間 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 6,450円