講座
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No.1071 『源氏物語』の世界
―夕顔の遺児、「玉鬘」の物語―
『源氏物語』の中で、読者に人気が高い女君「夕顔」の遺児が突然登場する「玉鬘」の巻。不明になっていた遺児の出現は、読者の期待に応えるかのように源氏を始め男君たちを惑わせ、六条院の女君たちに影響を与えます。この講座では、玉鬘の魅力を探るとともに、「玉鬘十帖」と呼ばれる巻の役割も考えることができればと思います。
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目標・メッセージ
源氏の心の片すみに残る儚く散った「夕顔」。忘れがたみの「玉鬘」が源氏世界に巻き起こすドラマを見てみませんか。
講師・略歴
西中 裕子(兵庫県いなみ野学園 元副学園長)
兵庫県立高等学校教諭を経て、県立夢野台高等学校校長、
兵庫県いなみ野学園副学園長等つとめる。
日程
①07月17日(金)
②07月31日(金)
③08月28日(金)
④09月04日(金)
⑤09月18日(金)
時間 金曜日 14:40~16:10
プログラム(演題)
①玉鬘系とは~帚木六帖と玉鬘十帖 ②「玉鬘」巻~夕顔の遺児の登場 ③「初音」「胡蝶」巻~玉鬘の魅力㊀ ④「蛍」「常夏」「篝火」巻~玉鬘の魅力㊁妻あらそい ⑤「野分」「行幸」巻~玉鬘、父との対面と源氏の思惑
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 7,500円