講座
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No.14107 大和国家のなかの播磨-『古事記』を読み解く-
『古事記』は、古代の人々にとっては「史書」として残されたものである。それゆえに、その背後には、「史実」が存するはずである。
『古事記』は、大和国家-その延長線上にある律令国家が、その由来を知るために編纂したものである。ということは、大和国家の立場、大和国家の視点で語られたものである。
では、その『古事記』のなかで、「播磨」はどのように語られ、位置付けられているのか。古代前期といわれる大和国家の形成期の播磨を、一地方史としてではなく、大和国家という大きな枠組みのなかで捉えること、これが本講座の目的である。
講師・略歴
熊谷 保孝(国家ビジョン研究会委員)
日程
第1回 1月14日(水)
第2回 1月21日(水)
第3回 1月28日(水)
第4回 2月4日(水)
第5回 2月18日(水)
第6回 2月25日(水)
14:40~16:10
プログラム(演題)
第1回 大和国家の成立と播磨-神武東征伝承
第2回 大和国家の発展過程における播磨-開化・崇神天皇朝
第3回 大和国家の外交と住吉の神-播磨と住吉信仰
第4回 ヤマトタケル伝承と播磨
第5回 アメノヒボコ伝承と播磨
第6回 播磨政権の成立-顕宗・仁賢天皇朝
- 会場
- 13号館105教室
- 定員
- 30名
- 受講料
- 7,740円