講座
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No.1091 歌舞伎・文楽の楽しみ
―『義経千本桜』―源義経をめぐる人々―
『義経千本桜』は、今から約270年ほど前に人形芝居のために書かれた演劇の作品ですが、歌舞伎でも上演されるようになり、現在までほとんどとぎれることなく上演され続けています。その魅力はどこにあるのでしょうか。今回は「鳥居前」、「渡海屋」、「吉野山」、「四の切」の4つの場面に絞り、その内容と見どころについてお話しします。
目標・メッセージ
講義ではプリント教材を使用し、実際の上演の映像を見るようにしたいと考えています。
講師・略歴
寺田 詩麻(龍谷大学文学部 准教授)
東京都生まれ。
早稲田大学文学研究科博士課程後期満期退学。博士(文学)。
共立女子大学などで非常勤講師。2017年4月から龍谷大学に勤務。
著書『明治・大正 東京の歌舞伎興行―その「継続」の軌跡―』(春風社)。
日程
①2月25日(金) 「鳥居前」「吉野山」――源九郎という名の狐
②3月 4日(金) 「渡海屋」――平家の武将・知盛の魅力
③3月11日(金) 「四の切」――源氏の武将・義経の位置
時間 金曜日 13:00~14:30
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 15名
- 受講料
- 4,500円