講座
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No.1041 古典和歌の世界
―貴族の暮らしのなかの和歌―
古典文学のなかでは、登場人物たちは頻繁に和歌を詠み、やりとりをします。とりわけ貴族たちにとっては、和歌は大事なコミュニケーション・ツールのひとつでした。
この講座では、特に平安時代の貴族たちの日常生活に焦点を当てて、彼らがどのような生活を送っていたのか、そしてそのなかで和歌がどのような役割を果たしたのか、見ていきたいと思います。
目標・メッセージ
古典や和歌に対する予備知識などは特に必要ありません。専門的な話も含みますが、なるべくわかりやすくお話しできたらと思います。
講師・略歴
溝端 悠朗(高野山大学文学部密教学科 講師)
1989年大阪府生まれ。
龍谷大学大学院文学研究科日本語日本文学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。2021年4月より現職。
専門は中古中世和歌文学、特に院政期の和歌や歌合、歌学などを研究しています。
日程
①4月24日(土) 手紙としての和歌
②5月15日(土) 和歌と恋愛①
③6月 5日(土) 和歌と恋愛②
④6月19日(土) 和歌と出仕
⑤7月10日(土) 旅と和歌
⑥7月24日(土) 和歌と信仰
時間 土曜日 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 9,000円