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保育科第一部・第三部からのお知らせ

保育科第一部・第三部からのお知らせ

2024.02.29

【短期大学部保育科】令和5年度「就活体験発表会」を開催しました!

 令和6年2月16日(金)10301130、兵庫大学短期大学部保育科は第一部と第三部との合同で「就活体験発表会」を開催しました。

 すでに1月12日付の本欄で、「公務員試験合格者体験談会」(昨年12月に開催)についてお知らせいたしましたが、今回は公立園だけでなく、私立の幼稚園・認定こども園等の就職内定を勝ち取った学生も含めた「就活体験発表会」についてです。

 会場となった11号館201教室前方の壇上には卒業年次生の発表者4名が登壇し、発表者の皆さんの目の前には第三部12年生と第一部1年生が集まっています。発表者は失敗や不安を克服して得たものを後輩に伝えるため、先輩として卒業前の貴重な時間を割き、順風満帆だったとはいえない就職内定までの道のりで体験したことをお話しくださいます。

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 発表者の皆さんは、卒業後それぞれに神戸市、姫路市、大阪市といった地域で仕事に就きます。保育者として働きはじめるとはいえ、職場が異なれば就職活動のありかたもさまざまです。そこで、⑴就職先を考えるにあたってどのような基準を持ったか、⑵就職に向けた本格的な活動をいつ、どのように始めたのか、⑶就職試験に際し、①特に意識したことや心がけたこと・②効果を感じたこと・③意外に役立ったこと、などを具体的にお話しいただきました。

 昨年の今ごろ、発表者たちは第三部2年生あるいは第一部1年生でした。目の前にいる後輩たちの姿が一年前の自分たちの姿に重なったのでしょう。刻々と高まる焦りの中で次々に生じてくる疑問、そうしたものをどのように乗り越えて今日に至ったのか。それぞれに迷い、時には挫折しそうになりながらもひたすらに前を見つめて歩み続けた日々を、発表者の皆さんは具体的かつ熱心に後輩たちに語ってくれました。

 就職フェアや説明会にはできるかぎり足を運び、自治体の方や園の方に直接お話をうかがったこと、落ち込んだときには友達と励まし合って家族や教員に支えてもらったこと、失敗したときには視点を変えて取り組みを一から見直してみたこと、どんなに苦しくても決してあきらめないこと......体験に基づいた先輩たちの言葉は、後輩たちを勇気づけるものとなったはずです。

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 発表者の皆さんは発表が終わると、会場の後輩たちからの質問に親身に答えます。そして、継続が大きな力を育むとの学科長の話で、温かな雰囲気に包まれた発表会は締めくくられました。

 「継続は力なり」、先輩から後輩へ、歴史ある保育科もさらに力強く未来へ歩みを進めてまいります。

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短期大学部長 三宅 一郎 教授
短期大学部長 三宅 一郎 教授
短期大学部長 三宅 一郎 教授