保育科第一部・第三部からのお知らせ

保育科第一部・第三部からのお知らせ

「卒業生講演会」は、9月月7日(木)に開催されました。

「卒業生講演会」では、公立認定こども園や私立認定こども園、私立保育所、児童福祉施設（乳児園）等で働いている第一部卒業生・第三部卒業生各4名が、それぞれの就職活動や現場での経験を在学生に向けてオンラインで話してくれました。

　就職活動時に心がけたことや役立ったこととしては、「「絶対に試験に合格する」という目標をもって就職活動に取り組む」、「途中で諦めず、常に前を向く」、「昨年までの試験内容を何度も解き直し、試験問題の傾向を理解する」、「1日1回はピアノの練習をする」、「就職活動を通じて、同じ夢に向かって歩める仲間をつくる」、「不安な思いや悩みは溜め込まないようにする」、「就職フェアでたくさんの園の話をきく」、「園見学、面接時は緊張していても笑顔でいることを心がける」、「自分の得意なことや趣味をみつけておく」「現場の保育者の話をきく」、「1年の頃から一般教養の勉強を行う」、「明るく挨拶をする」等が話題にあがりました。体験に基づいた具体的な話に在学生たちは真剣に耳を傾け、自分たちの今後に活かしたいと感じたようです。

　さらに、学生時代を振り返って学習しておいた方が良かったと思うことは、「実技試験対策を何度も行うことで、自信をもって試験に挑むことができる」、「ピアノの練習をコツコツと行うことによって、レパートリーが増え、子どもの表情を見ながら自身をもってピアノを弾くことができる」、「面接練習は、様々な先生に面接をしていただくことで、自分では気づくことのできない強みや弱みを見つけることができる」、「月案の作成をやっておく」、「子どもの健康や発達に関する学習をしておく」、「保育において観察力を高める」、「手遊びをたくさん覚える」、「全ての年齢の絵本リストを作っておく」等でした。

最後に、後輩へのアドバイスとして、「学生支援センターや保育科サポート室、学生支援課の様々な先生方に頼る」、「就職活動を通じて、同じ夢に向かって歩める仲間をつくる」、「途中で諦めず、最後までやり遂げる気持ちを忘れない」、「大学生活は一度きり、自分の夢に向かって全力で頑張る」、「教科書やプリント、実習ノートは勤務してからも使うので、捨てないようにする」、「面接練習をしておくとよい」、「早め早めの行動をする」、「就活は気負いすぎず、頑張りすぎないようにする」「卒業までの学生生活を存分に楽しむ」「ボランティアは積極的に参加する」等でした。

　また、「保育者になることに不安を感じているの皆さん、保育はやりがいのあって楽しいです！是非、保育者になって一緒に働きましょう。」といったあたたかいエールをいただきました。

　卒業生の先生方のおかげで在学生は多くの学びを得ることができました。在学生たちの就職活動の状況や選択する職種は様々ですが、不安が少し取り除かれ、これからの大学生活や就職活動への励みにもなったようです。ありがとうございました。