看護学科からのお知らせ

看護学科からのお知らせ

受験を控えられた高校三年生、進路を検討されている高校二年生、保護者の方々にご参加いただきました。
今回の看護学科の体験授業では、老年看護学領域が担当し『高齢者体験』を行いました。
今年度、本学の看護学科2年生の授業でも、実際に行っていました。
看護は、あらゆる年代の個人、集団、地域社会を対象としています。
老年看護は、人生の集大成の時期にある高齢者にかかわる看護です。
高齢になれば、何らかの病気や障害を抱えて生活している方が多くなります。 また、こうした病気や障害は必ずしも治るとは限りません。
人生の集大成の時期に、治ることのない病気や障害をもち生活をすることは、これまでできていたことができなくなる辛さや無力感を抱えながらの生活になります。病気や障害、それに伴った精神的な辛さを抱えた高齢者が、その人らしく生活できるように支えることが、看護には求められます。
高齢者体験の中で、膝や膝の関節の動かしにくさ、腰が曲がってしまう円背、視界のぼやけや色の変化、足の上げにくさなどを体験していただきました。
『歩きにくい』『足が重たい』『高齢者の生活は大変だ』などの声があがりました。
看護のお仕事は大変なことも多くありますが、感謝していただける素敵なお仕事だと感じています。今回のオープンキャンパスが、進路や進学先を決める一つの材料となりましたら幸いです。ご参加いただきありがとうございました。