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地域医療福祉研修センターからのお知らせ

地域医療福祉研修センターからのお知らせ

2020.12.17

【地域医療福祉研修センター】「看護技術論Ⅰ」の実践風景をご紹介

現在、新型コロナウイルス感染症の影響で大学内では、様々な工夫をしながら授業を行っています。 前回に引き続き、地域医療福祉研修センター内(メディカルシミュレーションユニット)を利用している様子を紹介、 今回は、看護学科の「看護技術論Ⅰ」の実践を取材しました。
看護学科1年生が学ぶ「看護技術論Ⅰ」は、日常生活の援助技術を学ぶことを目的とし、オンラインだけでは学べない実践の部分を対面授業として実施しています。対面授業では、約100名の学生のコロナ対策として、密にならないようグループごとに教室と時間を分けた分散での授業をしています。そして、Webカメラを使用しオンラインで6つの教室をつなぎ、双方向同時配信できるようにしています。
まず、学生は教室前で健康チェックシートを教員へ提出し、入室の許可を得ます。体調不良や心理的理由により欠席など、対面で授業に出れない学生には、補講などの対策をするなど、たくさんのコロナ対策をして授業が行われています。
また、グループごとに入構時間をずらし、密になるロッカールームではなく各教室に更衣室スペースを設け、マスク着用したままでナース服に更衣しています。そして、演習準備のため、物品・環境の消毒をエタノール70%の消毒効果のあるアルコールを用いて行っています。新型コロナウイルス感染者を出さない為にも、細心の注意を払い先生方が事前準備や後片付けまでたくさんの工夫をされています。常に現場を想定し、手洗いの方法や消毒の方法、身だしなみなど、他学科にはない素晴らしさがありました。
今回は、環境調整の技術(シーツ交換)の演習を見学しました。 常に現場を想定して緊張感を持ち、シーツの向きなど確認しながら、患者さんの安全を第一に考えベッドメーキングをしていました。 実践を繰り返していくことによって、コツなども掴み満足そうな表情をしている学生も多くみられ、また、実践して初めて気づくことや苦戦することを実感し、成長しようとする姿勢が短時間ですがとても印象的でした。
4年後素晴らしい看護師として卒業してもらえたらと思います。
4回に渡り地域医療福祉研修センター内で、どのような工夫をして授業や実践をしているのかを紹介してきました。 たくさんの先生方や学生、また地域の方々や保護者の方々の協力なしでは、このような学内での授業や実践は出来ていません。 たくさんの方々に感謝しながら、今後も大学内で授業や実践を行っていけたらと思います。

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