平成28年6月8日（水）に平成28年度国際交流講演会兼マハサラカム大学ナーシングスタディツアー報告会を実施しました。

　報告会では、看護学科伊藤教授からナーシングスタディツアー総括を、続いてスタディツアー参加学生から研修内容や感想等についてプレゼンテーションを行いました。
　報告学生は、「ナーシングスタディツアーを通して、コミュニケーションを積極的にすることの大切さ、人と人とのつながりの大切さを改めて感じました。日本との違いを知ることができて、当たり前だと思っていたことは当たり前ではないことを実感し、視野が広がりました。今回学んだことをこれからの学生生活にどう生かしていくかを考えて学習したいと思います。」と締めくくりました。

　講演会では、国際保健コンサルタントである橋本謙氏を講師に迎え、「国際保健は異種格闘技戦」をテーマに日本、タイ、グアテマラ、ハイチの人口やGDP、妊産婦・乳幼児致死率等の比較や中米・カリブ海地域における感染症対策の取り組みについて臨場感溢れる講演を行っていただきました。

　最後に、橋本氏を交え、ナーシングスタディツアーについてパネルディスカッションを行いました。橋本氏からは、「視野を広げるため、失敗してもいいので、自分の殻を破って、チャレンジしてみることが大切」とエールを頂きました。
　参加した学生からは、「自分の知らない世界を知り、これから国際社会、国際保健にもっと目を向け、学んだことを日本でどう生かしていくか考えさせられました。」との感想がありました。

　本学は、今後も積極的に国際交流事業を推進していきます。