兵庫大学 兵庫大学短期大学部

ホーム > 学部学科・大学院 > 看護学研究科

大学院

看護学研究科

住民一人ひとりの尊厳を最大限尊重する高い倫理観を養い
QOL(生活の質)およびQODD(死にゆく過程と死の質)の向上に資する
高度な看護専門職の育成を目指します。

看護学研究科の特徴

社会人の学びやすい形態での授業

保健医療福祉の場で現職にある看護師や保健師等の社会人が、仕事を続けながら大学院教育を受けられるようにするため、平日の夜間(18:00〜21:10)や土曜に授業や研究指導を行う制度を導入しています。また、長期履修制度があり、社会人が授業に参加しやすい形態となっています。

参加型授業

博士前期課程では、科学的根拠に基づいて看護実践を遂行し課題解決に取り組む力を備え、看護研究に取り組むための基礎的な能力を身につけるため、授業は、より実践に即した論理的思考および技術を養えるように、参加型授業を基本とし、グループワークをはじめとした演習、フィールドワークなど多様な教育方法を取り入れます。

充実した施設

シミュレーション教育では本学の附置機関「地域医療福祉研修センター」を利用します。本施設はコンピュータ制御の模擬患者(シミュレータ)を配置した「メディカルシミュレーションユニット」と在宅ケア利用者が暮らす居室、社会福祉施設の入浴室などを再現した「看護・介護研修ユニット」で構成され、病院から在宅への一連の流れを体験できます。

研究の領域

「博士前期課程」と「博士後期課程」の両課程ともに同じ方向を見据えて、 教育・研究を深化させていくという一貫性と連動性をもたせています。

Curriculum

看護学研究科 教員

基盤看護学

看護教育管理学

児玉 ゆう子

佐賀医科大学大学院医学系研究科(修士課程)修了【修士(看護学)】京都大学【博士(医学)】。看護基礎教育、看護継続教育、現任教育について各々の実践と密接する課題を研究テーマとして、実証的研究を中心として、看護教育における自己の研究課題の位置づけ、関連領域の研究の動向を把握、および、その課題解決に資する研究として必要な研究方法の取得などの研究指導を行っている。

大橋 久美子

聖路加看護大学(現、聖路加国際大学)大学院看護学研究科看護学専攻【博士(看護学)】。患者さんが「気持ちいい!」と活気づき、病と付き合いながら生活していけるような、安楽(Comfort)な日常生活援助技術の構築とその効果検証をテーマとして研究をしている。そのほか、看護学を学び始めた大学1,2年生を対象にした看護学・看護技術をわかりやすく伝えるための教材や、実習が初めてとなる学生の実習における困難が緩和するような教材づくりを行っている。

大植 由佳

立命館大学大学院応用人間科学研究科対人援助学領域専攻修了【修士(人間科学)】。「シミュレーション教育」「職業的アイデンティティ」「看護学生のストレスマネジメント」などの研究を実施している。

大植 崇

広島大学大学院保健学研究科修了【博士(看護学)】。専門分野は、メンタルヘルス、国際看護学。看護師のメンタルヘルスに関する研究、特に認知行動療法を用いた介入研究を実施している。また、様々な国の研究者とメンタルヘルスに関する国際共同研究を実施している。

長寿科学看護学

長尾 光城

山梨医科大学大学院医学研究科修了【博士(医学)】。高齢者の体力について、元気な高齢者から病弱な高齢者までを対象に、 生理学的変化と骨・関節の変化を観察することで、いかにして健康寿命 を延伸させることができるかを考察し、生理学的、整形外科的な観点からの研究を実施している。

長尾 憲樹

東京学芸大学大学院教育学研究科保健体育専攻修了【博士(医学)】。2011年の東日本大震災に始まり、2018年7月の西日本豪雨による犠牲者の約80%は、高齢者である。人の一生を鑑みて、生活習慣病予防、介護予防に対する運動、栄養、精神力の維持・増進が看護学上の新しい問題となり、さらに、防災体力科学が必要となる。以上を踏まえた研究指導を行う。

エンドオブライフケア看護学

エンドオブライフケア 看護学

小笠原 知枝

名古屋大学大学院医学研究科修了【博士(医学)(論医博)】。がん性疼痛、臨床実習指導論、看護診断の妥当性、EOLC、死生観などに関する研究に従事してきた。本学では、看護学の理論構築を目標に、院生の研究(暗黙知に基づく予測指標開発、訪問看護師のコーピング方略尺度の開発、認知症患者遺族のグリーフケア)を指導しつつ、高齢者市民に対するEOLCに関する啓発教育研究をまとめている。

兒玉 拓

兵庫医科大学院医学研究科修了【博士(医学)】。気管支喘息の気道過敏性の亢進は、種々の環境因子に誘発されることが知られている。特に運動負荷に伴う運動誘発喘息では、冷却された大気の吸入によって呼吸機能が低下するが、気温と呼吸機能の影響についての詳細な知見はいまだ十分ではない。気管支喘息での気温の変化と酸素摂取量の変化について検討するとともに運動負荷での呼吸機能低下に対する対策についての検討を実施している。

生涯発達看護学

成人・ 老年 看護 学

柴山 建三

藤田保健衛生大学修了【博士(医学)】。救急看護や集中治療を受ける患者の看護領域において、独自の研究テー マを創出し、それに基づく国内外の文献検討を行う。データを統計学的 に収集・分析し、これらの患者の健康やQOL向上に資する急性期看護を 中心とした研究を実施している。

白神 佐知子

岡山大学大学院保健学研究科保健学専攻修了【修士(看護学)】。がんや慢性的な健康障害をもちつつ生活をする対象者への看護及び、終末期にある患者および家族への倫理的配慮や意思決定プロセスの支援について質的に収集・分析し、看護の専門性と看護実践を追求する研究を実施している。

母性・ 小児 看護学

篠原 ひとみ

秋田大学大学院医学系研究科医学専攻修了【博士(医学)】。口唇口蓋裂児の授乳に関する研究、乳児の夜泣き、乳児のメラトニン分泌や睡眠に関する研究、そして若年女性の冷えや月経随伴症状への三陰交への灸刺激の効果について研究を行ってきた。現在は、つわり症状軽減に向けた経穴刺激による介入研究を実施している。主に量的研究、準実験研究を行ってきた。

森田 恵子

神戸大学大学院医学系研究科保健学専攻修了【博士(保健学)】。子育て世代地域包括における看護師の役割と実践について研究を進めています。発達障がいの子どもの生活は、自信がなく、不安と焦り等様々な感情を抱き、親も無力感や罪責感を抱いていることが少なくありません。子どもと家族、そして支援者が、必要な時に必要な場所で必要な支援とつながり、それぞれの過ごす時間に安心、安全、健やかさを感じることを大切にしたいと考えています。

広域看護学

在宅看護学

長弘 千惠

岡山大学大学院医歯学総合研究科修了【博士(医学)】。複雑で多様な健康課題を持つ在宅療養者の日常生活におけるケア開発や 生活・健康課題に視点を置いた家族への支援方法など、療養者と家族の力を活かした支援方法について研究を実施している。

高見 千惠

広島大学大学院医歯薬保健学研究科保健学専攻修了【博士(保健学)】。地域高齢者における介護保険サービスの利用満足度に関する研究、地域高齢者の見守りシステムの構築に関する研究、要介護高齢者の家族介護者への支援プログラムに関する研究を実施している。

地域看護学

時長 美希

高知女子大学大学院健康生活科学研究科博士後期課程(看護学領域)修了【博士(看護学)】。 地域の特性に応じた健康生活の支援、コミュニティや集団における多様な健康課題の特性に応じた応用的・予防的な支援など、地域看護に関する健康現象・看護現象の特質と研究方法について理解を深め、地域看護学に貢献することを目指した研究を行っている。

多田 章夫

千葉大学大学院医学研究科ウイルス学専攻修了【博士(医学)】。口腔の健康と全身の健康との関連についてフィールド調査研究およびsystematic review(現在、喪失歯と高血圧との関連のメタアナリシスを実施中)地域住民の健康行動と健康状態の変化の関連についてフィールド調査研究(河西市行政と連携)を実施している。

養成する人物像

[博士前期課程]

QOLの向上に貢献し、看護のリーダーとなる人材

エンドオブライフケアを含めた、看護の高度な知識に裏打ちされたケアを提供することで、人々の生活の質の向上に貢献し、看護のリーダーとなることのできる人材を養成します。

多職種・多機関と連携・協働し地域住民の健康を支える人材

看護専門職者として、地域の多職種・多機関と連携し協働することで、地域住民の生活を支えるケア体制や保健医療システムの向上に貢献できる人材を養成します。

地域の看護管理、教育に貢献する研究ができる人材

看護実践における研究を通じて、地域の看護管理、看護教育、看護研究に貢献できる人材を養成します。

[博士後期課程]

看護の課題や、健康問題を解決へと導く人材

看護の専門職として、卓越した専門的知識と包括的な分析能力や研究能力をもって、看護の課題や健康問題を解決に導くことができる人材を養成します。

保健医療・福祉に関わる社会システムの構築と発展に貢献できる人材

国内外の多分野の専門家や研究者と協働することを通じて、地域の人々の健康課題の解決に寄与し、保健医療に関係する社会システムの構築と発展に貢献できる人材を養成します。

看護学の研究領域を開拓し、看護学の発展に寄与する人材

グローバルかつ多角的、複合的な立脚点から、独創的で卓越した看護研究活動を通じて、看護の新たな研究領域を開拓し、看護学の発展に寄与することができる人材を養成します。

アドミッション・ポリシー
(入学者受け入れ方針)

[博士前期課程]

  • 高い倫理観を基盤に、自らの看護の力について語れる人
  • 看護実践で生じるさまざまな現象や課題を見極め、看護の質の向上に寄与したい人
  • 看護あるいは保健医療・福祉・教育における新たな問題を自主的に解決したい人
  • 実践に根ざした研究課題に取り組むために必要な研究方法を学びたい人

[博士後期課程]

  • 人の尊厳を尊重し、高い倫理観の基で社会に貢献する意志と使命感を有する人
  • 専門分野に精通した知識と柔軟な発想を持つ人
  • 看護実践力を基盤として、看護を取り巻く環境で生じる現象を見極め、教育と研究を推進することができる人
  • 生活者の視点と国際的な視野を合わせもち、看護の発展を目指す人
  • 看護学の発展につながる研究力・教育力及び革新する力を高めることへの強い意志がある人
ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシーはこちら

募集概要

概要 募集人数 博士前期課程 6名(収容定員 12人)/博士後期課程 4人(収容定員 12人)
取得学位 修士(看護学)/博士(看護学)
開設時期 2020年4月
学費 博士前期課程、博士後期課程共通
入学金(初年度のみ):200,000円
授業料等(年間):550,000円
初年次納付金(年間/合計):750,000円
※別途諸経費の徴収があります。
※兵庫大学出身者は入学金全額免除。

横にスクロールしてください ⇔

入学方法 試験種別 選考方法
博士前期 筆記試験(専門科目、英語)、面接試験の総合評価
博士後期 筆記試験(英語)、口述試験(研究計画等)の総合評価

横にスクロールしてください ⇔

入試日程
前期・後期共通
出願期間 試験日 合格発表
第Ⅰ期 2023年9月1日(金)~
9月15日(金)必着
2023年9月30日(土) 2023年10月7日(土)
第Ⅱ期 2023年11月20日(月)~
12月8日(金)必着
2023年12月16日(土) 2022年12月23日(土)
第Ⅲ期 2024年2月1日(木)~
2月16日(金)必着
2024年2月25日(日) 2024年3月2日(土)

※第Ⅲ期については、入学定員の充足状況により実施しない場合もあります。

試験地 兵庫大学
(兵庫県加古川市平岡町新在家2301)
検定料 35,000円
PDF 看護学研究科リーフレット
大学院 看護学研究科長 長尾 光城教授

我が国では超高齢社会化と少子化がこれまで経験したことのないスピードで進んでいます。保健医療業界においても、その対応に待ったなしの改革改善が求められています。看護学研究科ではこの現実を踏まえて、臨床現場で起きている様々な問題、疑問点を持ち寄って、解決の糸口を研究して社会に還元すべく実践的な研究者の養成に尽力します。博士前期課程では現場でのさらなる看護実践が行える高度専門看護職を目指す方の参加をお待ちします。また博士後期課程を目指す方は将来の保健看護分野でのリーダー的な教育・研究者になることを期待しています。

看護学研究科長 長尾 光城教授