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教育の基本方針

教育の基本方針

兵庫大学・兵庫大学短期大学部、及びそれぞれの学部・学科について、3つのポリシーを掲載しています。

ディプロマ・ポリシー
(DP)

教育理念に基づきどのような能力を身につけると卒業が認定され学位が授与されるかを定めた基本方針であり、目指すべき目標ともなるものです。

カリキュラム・ポリシー
(CP)

ディプロマ・ポリシーを達成するために、必要なカリキュラム、学修内容や方法を示し、学修成果をどのように評価するかを定めた基本方針です。

アドミッション・ポリシー
(AP)

ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーを踏まえ、求める学力の要素やレベル、また、どのような方法で評価するかを定めた基本方針です。

兵庫大学ポリシー

兵庫大学の教育は、聖徳太子の十七条憲法に示された「和」を根本の精神として仰ぎ、仏教主義に基づく情操教育を行い、有為の人材を養成することを目的としています。「和」の精神が含む「感謝・寛容・互譲」のこころを持つとともに、自ら学び、自ら考える力を身につけ、共生社会の形成に主体的に貢献できる人間を育てます。

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

兵庫大学は、学士課程教育を通じて、豊かな人間性と高度な専門知識を備え、地域社会に貢献できる人材を育成する。そのため、次の力を身につけ、所定の課程を修了した学生に卒業を認め、学位を授与する。

  • 共生力:自己を見つめ、他者を理解し、感謝の心を持って共に生きる力
  • 思考力:幅広い教養を持ち、物事を深く洞察できる力
  • 実践力:専攻分野の専門的な知識・技能を身につけ、生涯にわたって更新できる力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

ディプロマ・ポリシー達成のため、以下の5つの力を身につける教育課程を編成する。また、講義、演習、実習等を適切に組み合わせた科目編成により、学生が自ら学修計画を立て主体的に学べるよう授業を実施する。
学修目標を明確にするため、各科目で身につける能力を「カリキュラムマップ」で示す。また、学修内容を体系的・段階的に理解できるよう、科目間の履修系統を「カリキュラムツリー」「ナンバリング」で表す。
 さらに、学修成果の評価については、シラバスに記載された方法により評価するとともに、社会参加型学習・プロジェクト型学習等によるアクティブラーニングの評価については、形成的な手法を用いる。

教育課程を通じて身につける力

  • 「建学の精神」についての深い理解
  • 現代社会で求められるリテラシー、幅広く深い教養と豊かな人間性を基盤として、物事を総合的に判断する力
  • 専門職業人に必要な専門的な知識や技術・技能と、それらを運用する力
  • 地域社会を学びの場として、体験的に学び、その一員として知識や能力を運用し行動する力
  • 社会生活・職業生活についての理解を深め、卒業後も自律的に学習を継続する力

科目構成

教育課程は、「共通教育科目」および「専門教育科目」により構成する。
「共通教育科目」:現代社会で求められるリテラシー、幅広く深い教養と豊かな人間性、物事を総合的に判断できる思考力を土台として、生涯にわたって知的創造ができる人間を育成する。
「専門教育科目」:各学部・学科のディプロマ・ポリシーに基づき、専門的な知識・技能や思考力を育むことで専門職業人を育成する。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

本学の教育方針を理解した次のような力を備えた者を受け入れる。

  • 基礎的なリテラシーやコミュニケーション力を身につけた者
  • 周りの人との関わりを大切にしながら、正課あるいは課外での活動に取り組んだ実績のある者
  • 自らを振り返り、未来図を描き、自己成長を求める者

現代ビジネス学部ポリシー

現代ビジネス学部は、建学の精神である「和」に基づき、現代という絶えることのない多様な変化の中にあって、人々の暮らしを豊かにし、地域・経済の発展の原動力となる人となることを目標とします。

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

現代ビジネス学部では、学科の定める学士課程教育を通じて次の力を身につけ、卒業に必要な要件を満たした者に卒業を認め、学士(現代ビジネス)の学位を授与する。

  • 地域社会の中で、地域の人々とともに生きていく力
  • ビジネスで地域を活性化させる意欲と能力
  • グローバルな視点から地域を見つめ、地域の魅力を発信する力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

地域社会で主体的に課題に取り組むとともに、広く外国との交流を通じてグローバルな視点を身につけ、グローバル社会において主体性をもって行動できる人材を育成することを目的とする。

(1)編成方針

  • 学科に専攻を置くとともに、それぞれの履修モデルを設定する。
  • 教育課程を共通教育科目と専門教育科目で構成する。
  • 専門教育科目は、各科目が有機的関連を有する形で編成する。
  • 科目間の関連と履修順序がわかるように、カリキュラムツリーとナンバリングにより、カリキュラムの体系化と可視化を行う。

(2)教育方法

科目の特性や到達目標に応じて多様な教育方法を適切に組み合わせることにより、教員の意図的な指導のもとで学生の主体的な学習が効果的に行われるよう配慮する。

(3)評価方法

  • シラバスに定めた到達目標と成績評価の基準に基づいて、適正かつ厳正に成績評価を行う。
  • 多様な指標を併用して多面的・総括的評価を行う。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

現代ビジネス学部のディプロマ・ポリシーを理解するとともに、カリキュラム・ポリシーにしたがって学修することのできる者を受け入れる。

(1)求める学生像

  • 生活の基盤である地域に関わっていこうとする者
  • 物事をグローバルに考えようとする者
  • 社会の仕組みや世の中の出来事に関心のある者

(2)求める学修歴

  • 大学入学までに主体的学習態度を身につけている
  • 学部の学修に必要とされる基礎的な知識と学習能力を有している

現代ビジネス学科ポリシー

現代ビジネス学科は、学部ポリシーに基づき、絶え間なく変化する時代や社会に対する洞察力を鍛えるとともに、経済学・経営学の専門知識を身につけ、経済・社会の諸問題を発見・分析・解決し、地域・経済の発展の原動力となる人を育てることを目指します。

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

現代ビジネス学部のディプロマ・ポリシーに基づき、卒業までに次の力を身につけた者に学士(現代ビジネス)の学位を授与する。

  • 自己を認識し、他者を理解し思いやる心と志をもって社会で生きていく力
  • 地域・社会の諸問題に関心をもち、経済学・経営学の専門知識を活かして課題を発見・分析・解決できる力
  • グローバル化に伴う経済・社会の動きに対応し、修得した知識や技術を活用して地域社会に貢献できる力
  • 多種多様なデータ利活用型社会に対応できる知識や技術を修得し、ビジネスや地域の課題解決ができる力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

学部ポリシーに基づき、現代ビジネス学科のディプロマ・ポリシーで示された4つの力を身につけるために、次の方針に沿ってカリキュラムを編成し、実施する。

(1)具体的教育目標

  • 自らと社会とのかかわり、自ら学ぶことや働くことの意味について理解を深め、主体的に学ぶ力を養う。
  • 他者と協働して課題の発見・分析・解決に向けて取り組む力を養う。
  • グローバル時代に求められる多様なものの見方や考え方、情報発信力、コミュニケーション力を身につける 。
  • 経済学の理論と分析方法に関する専門知識を学び、地域の諸問題について深く考察できる力を身につける。
  • 経済・社会での情報化やデータ利活用型社会に対応できる知識と技術、企業経営に関する専門知識を学び、地域社会で活用できる力を身につける。

(2)編成方針

  • データサイエンス専攻、グローバルビジネス専攻、地域ビジネス専攻、公共政策専攻の4専攻をおき、学科共通の科目と専攻専修の科目を設定する。
  • 専門教育科目は、実務能力養成のためのキャリア基盤科目、社会人基礎力を身につけるプロジェクト実践科目、演習科目、専攻に関わる専攻基礎科目、専攻専修科目で編成する。
  • 学びの主体性と学びの実践性を重視したカリキュラム編成とする。

(3)教育方法

  • 主体的な学びを支援する学習システムを提供する。
  • 地域社会と連携する力を学ぶ社会参加型学習を実践する。
  • プロジェクト型学習によるアクティブラーニングを実践する。

(4)評価方法

  • ディプロマ・ポリシーで定めた力をわかりやすく評価するため、取得科目とディプロマ・ポリシーの達成度を関連づけたルーブリックを活用する。
  • 2年次終了時には、修得単位数と累積GPAにより、学修達成度を評価する。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

現代ビジネス学部のディプロマ・ポリシーおよびカリキュラム・ポリシーに基づき方針を定め、次のような学生を受け入れる。

(1)求める学生像

  • グローバルな視点に立った学びを通じて、自らの視野を広げたいと考える者
  • 経済・社会の諸問題について、ビジネスやデータ利活用という視点から考察し社会貢献したいと考える者
  • 他者との協働を通じて自己成長を図りたいという意欲のある者

(2)求める学修歴

  • 高等学校等の教育課程を幅広く修得している
  • 基礎的なコミュニケーション力を有している
  • クラブ活動、課外活動、地域交流など他者との協働に積極的に取り組んだ経験がある

(3)選抜方針

さまざまな能力や得意分野、学修履歴を有する多様な入学希望者を、面接のほか、小論文、学力試験、自己推薦書、調査書など多面的な評価基準と方法を用いて選抜する。

健康科学部ポリシー

健康科学部は、建学の精神に基づき、学生が「睦」の心を大切にした人間関係を築き、心身共に健康で豊かな人間性を育むことを目標とします。

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

健康科学部では、各学科の定める学士課程教育を通じて次の力を身につけ、卒業に必要な要件を満たした者に卒業を認め、学士(栄養学)または学士(健康科学)の学位を授与する。

  • 健康で豊かな人間性を育み、良好な人間関係を築く力
  • 健康の維持と増進に関わる高い専門性を身につけ、専門家として、その知識と技術を更新し続ける力
  • 健康で活力に満ちた地域社旗の実現に向けて、情報を発信し、人々とともに取り組む力
  • 科学的な根拠と深い人間理解に基づいて健康の維持と増進に関する問題を分析し、創造的に解決を図る力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

専門職業人に必要とされる知識・技能および実践力を身につけ、健康課題を科学的に解明し解決することができる人材を育成することを目的とする。

(1)編成方針

  • 学科にコースを置き、それぞれの履修モデルを設定する。
  • 教育課程を共通教育科目と専門教育科目で構成する。
  • 専門教育科目は、学修段階により、基礎科目や発展科目等のカテゴリーに分類する。
  • 知識・技能とともに実践力を身につけることができるよう、講義、演習、実習を適切に組み合わせたカリキュラムとする。
  • 科目間の関連と履修順序がわかるように、カリキュラムツリーとナンバリングにより、カリキュラムの体系化と可視化を行う。

(2)教育方法

科目の特性や到達目標に応じて多様な教育方法を適切に組み合わせることにより、教員の意図的な指導のもとで学生の主体的な学習が効果的に行われるよう配慮する。

(3)評価方法

  • シラバスに定めた到達目標と成績評価の基準に基づいて、適正かつ厳正に成績評価を行う。
  • 多様な指標を併用して多面的・総括的評価を行う。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

健康科学部のディプロマ・ポリシーを理解するとともに、カリキュラム・ポリシーにしたがって学修することのできる者を受け入れる。

(1)求める学生像

  • 健康に関する専門的な知識・技能の学習に対する意欲や熱意をもち、努力を惜しまず、向上心をもって自らを鍛え、自己成長することを目指している者
  • 課題を多角的に捉え、知識を活用して創造的に課題の解決に取り組む者

(2)求める学修歴

  • 大学入学までに主体的学習態度を身につけている
  • 学部の学修に必要とされる基礎的な知識と学習能力を有している

栄養マネジメント学科ポリシー

栄養マネジメント学科は、学部ポリシーに基づき、豊かな人間性を礎とし、管理栄養士をはじめとした「食」と「健康」のスペシャリストの養成を目指します。

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

健康科学部のディプロマ・ポリシーに基づき、卒業までに次の力を身につけた者に学士(栄養学)の学位を授与する。

  • 食と健康に関する学びを深め、科学的根拠に基づいた栄養管理ができる力
  • 食と健康に関する専門家として、社会に貢献するため、常に知識・技術を更新できる力
  • 食と健康に関する課題を明らかにし、他者と協調しようとする力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

学部ポリシーに基づき、栄養マネジメント学科のディプロマ・ポリシーで示された3つの力を身につけるために、次の方針に沿ってカリキュラムを編成し、実施する。

(1)具体的教育目標

  • 高校から大学への円滑な移行を図り、大学生として学ぶ姿勢を養う。
  • より広い視野を持ち、総合的に判断する能力を養う。
  • 実践的な食の専門職となるために、周囲と協力して課題発見・問題解決できる能力を養う。
  • 地域を対象とした実践活動を通し、応用力とコミュニケーション能力を養う。
  • 社会人としての一般常識および食の専門職としての誇りを持ち、生涯にわたる自己研鑽の姿勢を養う。

(2)編成方針

  • 管理栄養士の仕事は、活動分野ごとに求められる知識・技術が異なることから、コース制(食品、スポーツ・食育、臨床栄養コース)を設けて、専門的な知識と技術が学べるカリキュラムを編成する。
  • 専門教育科目では以下の3群を順次学ぶ。「Ⅰ群:学ぶための基礎」、「Ⅱ群:専門の基礎」、「Ⅲ群:専門の応用」
  • 管理栄養士に必要な基礎能力を養うため、統合科目を設定する。

(3)教育方法

  • 高校から大学への円滑な移行に必要な学習システムを提供する。
  • 管理栄養士に必要な知識や考え方を理解するための講義及び実験・実習を行う。
  • 課題の発見・解決を身につけるため、具体的な体験を通した学習(個別・グループワーク)を行う。
  • 学内外で学習機会と資源(人材含む)を活用して学び、その成果をまとめてプレゼンテーションを行う。

(4)評価方法

  • ディプロマ・ポリシーで定めた力をわかりやすく評価するため、取得科目とディプロマ・ポリシーの達成度を関連づけたルーブリックを活用する。
  • 2年次終了時には、修得単位数と累積GPAを用いた進級判定により学修達成度を評価する。
  • 「臨地実習」「総合演習」は、修得科目と修得単位数を用いた履修判定により学修達成度を評価する。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

健康科学部のディプロマ・ポリシーおよびカリキュラム・ポリシーに基づき方針を定め、次のような学生を受け入れる。

(1)求める学生像

  • 食と健康に強い関心を持ち、積極的な学習意欲のある者
  • 将来は栄養学分野において指導的役割を担い社会に貢献する意欲のある者
  • 他者との協働を通じて自己成長を図り、課題に取り組もうとする意欲のある者

(2)求める学修歴

  • 高等学校等の教育課程を幅広く履修している
  • 国語・数学・理科・英語の基礎的な学力を習得している
  • 他者と協力しての正課あるいは課外活動に積極的に取り組んだ経験がある

(3)選抜方針

さまざまな能力や得意分野、学修履歴を有する多様な入学希望者を、面接のほか、小論文、学力試験、自己推薦書、調査書など多面的な評価基準と方法を用いて選抜する。

健康システム学科ポリシー

健康システム学科は、学部ポリシーに基づき、学生の心と体の健康な発達を支援するとともに、学生が健康を科学的に捉えるための基礎的学力と、健康づくりに関する実践的指導力を身につけ、社会に貢献できる人となることを目指します。

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

健康科学部のディプロマ・ポリシーに基づき、卒業までに次の力を身につけた者に学士(健康科学)の学位を授与する。

  • 幼児から高齢者まで、発達段階に応じた健康のあり方に関心をもち、健康な社会をつくるため主体的に多様な人々と協働しようとする力
  • 運動やスポーツ、あるいは養護や保健の専門家としての知識と技術を身につけ、健康科学の発展に貢献する力
  • 専門的な知識・技能を生涯にわたって更新し、地域社会においてリーダー性を発揮して、健康推進を実践する力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

学部ポリシーに基づき、健康システム学科のディプロマ・ポリシーで示された3つの力を身につけるために、次の方針に沿ってカリキュラムを編成し、実施する。

(1)具体的教育目標

  • 心と身体の健康を探求し、健康に関連する分野について有機的、総合的に体系化した高度な専門的な知識と技能を養う。
  • 健康分野の知識を生かしつつ、健康の維持と増進の方法および技能を修め、生活全般に生かす能力を養う。

(2)編成方針

  • 養護教諭や保健体育教諭、スポーツや健康づくりのインストラクター等の人材養成を目指し、養護・保健コース、学校体育コース、健康スポーツ指導コースの3コースを設け、各コースにおいて体系的に専門的な知識と技能を学べるようにカリキュラムを編成する。
  • 専門教育科目は、健康科学の基礎力を養成する専門基礎科目群、運動科学や健康スポーツの専門知識を養成するⅠ群(スポーツ・体育に関連する科目)、養護や保健の専門知識を養成するⅡ群(養護・保健に関連する科目)で編成する。
  • 学科の専門性を反映した段階的なキャリア教育を2年次より実施する。

(3)教育方法

  • 相互に知識・技能を高め合う参加型学習や少人数による課題解決型学習・協働学習を行う。
  • 理論と実践を結びつけて指導力の向上を図るための体験型実習を行う。
  • 実践的な能力を身につけるための模擬授業や役割演技(ロールプレイング)などの演習を行う。
  • 地域や多様な人々との交流など、学内外の多様な学習機会と資源(人材含む)を活用する。

(4)評価方法

  • ディプロマ・ポリシーで定めた力をわかりやすく評価するため、取得科目とディプロマ・ポリシーの達成度を関連づけたルーブリックを活用する。
  • 2年次終了時には、修得単位数と累積GPAを用いた進級判定により学修達成度を評価する。
  • 3年次終了時には、修得単位数と累積GPAを用いた履修判定により学修達成度を評価する。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

健康科学部のディプロマ・ポリシーおよびカリキュラム・ポリシーに基づき方針を定め、次のような学生を受け入れる。

(1)求める学生像

  • 自主的に勉学に取り組む意志や意欲のある者
  • 健康やスポーツに関心をもち、科学的な視点から健康やスポーツを探求しようとする熱意のある者
  • 健康づくりの実践者として、あらゆる人々の健康と生活の質の向上に貢献しようとする者
  • 他者との協働を通じて自己成長を図り、意欲的に課題に取り組もうとする者

(2)求める学修歴

  • 高等学校等の教育課程を幅広く履修している
  • 国語、数学、理科、英語における基礎的な学力を習得している
  • スポーツ・文化・芸術活動等の分野で継続的かつ積極的に活動している
  • 社会貢献活動やボランティア活動に継続して取り組んだ経験がある

(3)選抜方針

さまざまな能力や得意分野、学修履歴を有する多様な入学希望者を、面接のほか、小論文、学力試験、自己推薦書、調査書など多面的な評価基準と方法を用いて選抜する。

教育学部ポリシー

教育学部は教員としての使命感や情熱を持ち、発達や学びの連続性を踏まえた就学前教育及び学校教育に関する高度な専門知識と優れた技能・実践力を有し、子どもの個性と環境の多様性に対応しながら、共生社会の一員として地域社会に貢献できる人材を養成する。

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

教育学部では、学士課程教育を通じて次の力を身につけ、卒業に必要な要件を満たした者に卒業を認め、学士(教育学)の学位を授与する。

  • 教育者・保育者としての使命感と情熱、道徳性を身につけるとともに、学校や地域の課題を発見し、解決する力を身につけ、他の教育者・保育者や保護者、地域社会と適切な関係性を構築し、協働して地域社会に貢献する力
  • 多様性に対応する能力や子ども理解(特別支援教育を含む)に基づき、教育を取り巻く状況をよりよくするための幅広い教養を基盤として、物事を深く思考する力や洞察力
  • 教育活動全体の基盤となる基礎的素養及び教職に関する専門的知識・技能を向上させ、これらに基づいて的確な教科等の指導や保育を反省的に実践することができる力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

教育学部では、学校や地域の現代的な課題に対応できる資質を高め、教育に必要な知識や技能、教育や保育に関わる実践的な内容を学びながら、自らの専門分野に関する理解を深めるとともに,個別の教育的ニーズに対応した教育(IEP)を展開できる力を養うために、特に、次の三点を特色とするカリキュラムを編成して、地域社会に貢献できる人材を育成することを目的とする。

  • GIGAスクール構想に対応したICT教育を推進する。
  • 個別の教育的ニーズに対応した教育を推進する。
  • 地域との連携を重視した教育を推進する。

そのために、各授業科目では、授業の目標に沿った成績評価の方法・評価項目・観点等を授業計画(シラバス)に明記するとともに、学生による授業評価に基づき、恒常的に組織的な授業改善に取り組む。

(1)編成方針

  • 進路と関わる免許資格取得課程に応じて履修モデルを設定する。
  • 現代の教育ニーズに対応できる高度な専門性と実践力を備えた教育者・保育者の養成を行うために、教育課程を共通教育科目と専門教育科目で構成する。
  • 専門教育科目は、学修段階により、基礎科目や発展科目等のカテゴリーに分類する。
  • 知識・技能とともに実践力を身につけることができるよう、講義、演習、実習を適切に組み合わせたカリキュラムとする。
  • 科目間の連携と履修順序がわかるように、カリキュラムツリーとナンバリングにより、カリキュラムの体系化と可視化を行う。

(2)教育方法

  • 科目の特性や到達目標に応じて多様な教育方法を適切に組み合わせることにより、教員の意図的な指導のもとで学生の主体的な学習が効果的に行われるよう配慮する。

(3)評価方法

  • シラバスに定めた到達目標と成績評価の基準に基づいて、適正かつ厳正に成績評価を行う。
  • 多様な指標を併用して多面的・総括的評価を行う。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

教育学部のディプロマ・ポリシーを理解するとともに、カリキュラム・ポリシーにしたがって学修することのできる者を受け入れる。

(1)求める学生像

  • 豊かな人間性を備え、コミュニケーション能力や協調性を持っている人
  • 子どもの心身の成長・発達に関心を持ち、教育・保育の専門職として従事しようと思う人
  • 自己成長をめざしながら、主体性を持って多様な人々と協働しながら、地域社会の課題解決に取り組む熱意のある人

(2)求める学習歴

  • 大学入学までに主体的学習態度を身につけていること
  • 学部の学修に必要とされる基礎的な知識と学習能力を有していること

教育学科ポリシー

教育学科は、幅広い教養と教育・保育に関する専門的な知識と技能を有し、多様な人々と協働しながら、子どもの多様性を理解しつつ、興味・関心を引き出し、子どもの主体的学びや自己成長を導くための教育を展開することができる学校教育や幼児教育、児童福祉の専門家を養成します。

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

教育学部のディプロマ・ポリシーに基づき、卒業までに次の力を身につけた者に学士(教育学)の学位を授与する。

  • 教育者・保育者としての使命感と情熱をもち、地域社会において多様な人と協力できる力
  • 多様性に対応する能力や子ども理解(特別支援教育を含む)に基づき、物事を深く思考する力や洞察する力
  • 学校教育や子どもに関する専門的知識・技能を向上させ、これらに基づいて的確な学校教育や幼児教育・保育、社会的養護を反省的に実践する力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

学部ポリシーに基づき、教育学科のディプロマ・ポリシーで示された3つの力を身につけるために、次の方針に沿ってカリキュラムを編成し、実施する。

(1)具体的教育目標

  • 学校教育や幼児教育の専門職となるために、主体的に関わり考える力を身につける。
  • 子どもの個性を的確に理解し、健やかな発達へと導く力と子育てに携わる人々の気持ちに寄り添い、子育て支援できる力を身につける。
  • 教育・保育現場でICTを積極的に活用する能力を身につける。
  • 個別の教育的ニーズに対応した教育・保育を展開できる力を身につける。
  • 地域との連携を重視した教育・保育を推進できる力を身につける。
  • 教育・保育の専門職として、継続して自己研鑽できる力を身につける。

(2)編成方針

  • 学校教育や幼児教育分野の専門職業人を養成するため、体系的に専門的な知識と技術を学べるようにカリキュラムを編成する。
  • 専門教育科目は、ゼミナール科目、教育・保育実践科目、教職発展科目、教職・保育キャリア科目、特別支援教育専門科目で編成する。
  • 4年間を通して「クラスゼミナールⅠ~Ⅳ」、「卒業研究Ⅰ~Ⅳ」により、表現力、判断力、応用力、問題解決力、実践力を一貫して育成する。
  • 特別支援教育や「兵庫大学先進保育士」等の特別支援に関わる専門職を養成する。

(3)教育方法

  • 主体的に学び考える力を身につけるために、課題解決型学習を導入する。
  • 1年次から4年間にわたる教職実践(学校現場や保育現場、社会福祉・教育施設などでの実習や体験など)や少人数での演習・実験・実技を通して、能動的に学修する。

(4)評価方法

  • ディプロマ・ポリシーで定めた力をわかりやすく評価するため、取得科目とディプロマ・ポリシーの達成度を関連づけたルーブリックを活用する。
  • 実習は、実習評価表の項目に従って学修達成度を評価する。実習リフレクションにおいて学生の課題について検討し、実習報告会を通して考察する。実習指導者の評価を基にして実習指導担当教員が総合的に評価する。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

教育学部のディプロマ・ポリシーおよびカリキュラム・ポリシーに基づき方針を定め、次のような学生を受け入れる。

(1)求める学生像

  • 教育・保育に関する専門職に関心を持ち、自ら学ぶ意欲のある人
  • 教育者・保育者として人との関わりを通じて、人間的に成長する意欲のある人
  • 学んだ成果を活用して地域社会に貢献する意欲のある人

(2)求める学修歴

  • 教育・保育の専門的な学習の基礎となる知識・技能を身につけている
  • コミュニケーション力を有し、社会貢献活動やボランティア活動等に積極的に取り組んだ経験がある

(3)選抜方針

さまざまな能力や得意分野、学習履歴を有する多様な入学希望者を、面接のほか、小論文、学力試験、自己推薦書、調査書など多面的な評価基準と方法を用いて選抜する

看護学部ポリシー

看護学部は、建学の精神に基づき、学生が「睦」の心を大切にした人間関係を築き、心身共に健康で豊かな人間性を育むことを目標とします。

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

看護学部では、学科の定める学士課程教育を通じて次の力を身につけ、卒業に必要な要件を満たした者に卒業を認め、学士(看護学)の学位を授与する。

  • 豊かな感性と倫理観を身につけ、共感的態度をもって他者との関係を築く力
  • 看護実践に必要な基本的知識と技術を身につけ、科学的な思考と判断をもって看護を実践する力
  • 看護専門家としてその知識と技術を更新し続ける意志と力
  • 他職種と協働しながら看護の役割を果たす力
  • 国際的な視野をもって看護を取り巻く状況を理解する力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

専門職業人に必要とされる知識・技能および実践力を身につけ、健康課題を科学的に解明し解決することができる人材を育成することを目的とする。

(1)編成方針

  • 学科にコースを置き、それぞれの履修モデルを設定する。
  • 教育課程を共通教育科目と専門教育科目で構成する。
  • 専門教育科目は、学修段階により、基礎科目や発展科目等のカテゴリーに分類する。
  • 知識・技能とともに実践力を身につけることができるよう、講義、演習、実習を適切に組み合わせたカリキュラムとする。
  • 科目間の関連と履修順序がわかるように、カリキュラムツリーとナンバリングにより、カリキュラムの体系化と可視化を行う。

(2)教育方法

科目の特性や到達目標に応じて多様な教育方法を適切に組み合わせることにより、教員の意図的な指導のもとで学生の主体的な学習が効果的に行われるよう配慮する。

(3)評価方法

  • シラバスに定めた到達目標と成績評価の基準に基づいて、適正かつ厳正に成績評価を行う。
  • 多様な指標を併用して多面的・総括的評価を行う。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

看護学部のディプロマ・ポリシーを理解するとともに、カリキュラム・ポリシーにしたがって学修することのできる者を受け入れる。

(1)求める学生像

  • 学ぶ意欲と看護学に対する熱意をもつ者
  • 自らを省みて向上に努める者
  • 他者と協調的にかかわることのできる者
  • 多様な情報を多角的にとらえ、柔軟に思考できる者

(2)求める学修歴

  • 大学入学までに主体的学習態度を身につけている
  • 学部の学修に必要とされる基礎的な知識と学習能力を有している
  • 学校教育以外の体験から学んだ経験を有している

看護学科ポリシー

看護学科は、学部ポリシーに基づき、豊かな人間性と看護実践能力を備え、地域社会に貢献できる人材の育成を目指します。

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

看護学部のディプロマ・ポリシーに基づき、卒業までに次の力を身につけた者に学士(看護学)の学位を授与する。

  • 豊かな感性と倫理観をもち、命の尊厳と人間尊重に基づいて幅広い視点で人とその生活について理解し、行動する力
  • 多様な価値観をもつ人びとや自分と世代・立場の異なる人びとを理解し、看護に必要な援助的人間関係を形成する力
  • 成長発達段階や健康レベルに応じた健康課題をもつ人びとに対して、科学的根拠に基づいた看護を実践する力
  • 保健医療福祉に携わる人と協働しながら看護の専門性を発揮する力
  • 国際的な視野をもって看護の実践・教育・研究を担い、その発展に貢献できる力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

学部ポリシーに基づき、看護学科のディプロマ・ポリシーで示された5つの力を身につけるために、次の方針に沿ってカリキュラムを編成し、実施する。

(1)具体的教育目標

  • 人間理解と人権擁護に必要な幅広い学問分野の知識や技術を習得し、高い倫理観を培うことにより、 ヒューマンケアの基本に関する実践能力を身につける。
  • 看護に関する専門的な知識と技術を習得することにより、根拠に基づいた看護を計画的に展開する実践能力を身につける。
  • 人々の健康生活の保持増進や健康障害に必要な援助についての知識と技術を習得することにより、それぞれ特有の看護課題に対応する実践能力を身につける。
  • 保健医療福祉チームの一員としてチーム医療における看護の役割を理解し、他職種との協働・連携を通して看護が展開できる実践能力を身につける。
  • 変化する社会の中で、看護の役割・責務を自覚し看護学の発展に参加し専門職者として研鑚し続ける基本的能力を身につける。

(2)編成方針

  • 看護の専門知識を理解する基盤となる知識や態度を身につけるため、専門基礎科目を設定する。
  • 人の成長発達レベル、健康レベル、居住環境や看護提供主体に応じた看護に必要な能力を養うため、専門実践科目を設定する。
  • 全ての看護分野に共通して必要な能力を養うため、統合科目を設定する。

(3)教育方法

  • 相互に知識や技能を深め表現力を養うために他者と意見交換する参加型学習や協働学習を行う。
  • 実践能力育成のためシミュレーション教育を行う。
  • 生涯学習能力を育成するために自己学習を促進するための課題を出す。

(4)評価方法

  • ディプロマ・ポリシーで定めた力をわかりやすく評価するため、取得科目とディプロマ・ポリシーの達成度を関連づけたルーブリックを活用する。
  • 「臨地実習」では、修得科目を用いた履修判定により学修達成度を評価する。また、学生の課題を明確にし、その克服方法を検討するために、実習記録や日々の実習活動などについて学生とともに形成的評価を適宜行う。実習終了後に複数の教員による検討を経て総括的評価を行う。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

看護学部のディプロマ・ポリシーおよびカリキュラム・ポリシーに基づき方針を定め、次のような学生を受け入れる。

(1)求める学生像

  • 人の命や健康に関心をもち、看護を科学的に探求する熱意のある者
  • 主体的に学習を進めることのできる者
  • 他者に対して誠実にかかわることのできる者
  • 多様な価値観を理解し受け入れようとする者

(2)求める学修歴

  • 高等学校等の教育課程について偏りなく基礎的な学力を身につけている
  • 部活動などの課外活動、ボランティア活動など他者との協働に積極的に取り組んだ経験がある

(3)選抜方針

さまざまな能力や得意分野、学修履歴を有する多様な入学希望者を、面接のほか、小論文、学力試験、自己推薦書、調査書など多面的な評価基準と方法を用いて選抜する。

生涯福祉学部ポリシー

生涯福祉学部は、建学の精神に基づき、学生が福祉を一人ひとりの生涯発達を支援することと捉え、普遍的な価値と倫理に基づき、課題毎の目標を持って、主に小都市・町村において福祉を実践する人材の育成を目標とします。

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

生涯福祉学部では、各学科の定める学士課程教育を通じて次の力を身につけ、卒業に必要な要件を満たした者に卒業を認め、学士(社会福祉学)または、学士(こども福祉)の学位を授与する。

  • 人の生涯発達を科学的に理解し、人の生涯にわたる発達と能力開発を支援できる力
  • 「人」と「人を取り巻く社会」との関係を踏まえて、望ましい変化をもたらすよう、福祉や教育の現場で実践するために必要な力
  • 基本的人権および社会正義の尊重を踏まえて、福祉や教育に必要な専門的な知識・技能を活用して、地域に貢献できる力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

人の生涯発達や各人が抱える課題に応じた支援を行うため、専門的な知識・技能および実践力を身につけ、地域社会に貢献できる人材を育成することを目的とする。

(1)編成方針

  • 進路と関わる資格取得課程に応じて履修モデルを設定する。
  • 教育課程を共通教育科目と専門教育科目で構成する。
  • 専門教育科目は、学修段階により、基礎科目や発展科目等のカテゴリーに分類する。
  • 知識・技能とともに実践力を身につけることができるよう、講義、演習、実習を適切に組み合わせたカリキュラムとする。
  • 科目間の関連と履修順序がわかるように、カリキュラムツリーとナンバリングにより、カリキュラムの体系化と可視化を行う。

(2)教育方法

科目の特性や到達目標に応じて多様な教育方法を適切に組み合わせることにより、教員の意図的な指導のもとで学生の主体的な学習が効果的に行われるよう配慮する。

(3)評価方法

  • シラバスに定めた到達目標と成績評価の基準に基づいて、適正かつ厳正に成績評価を行う。
  • 多様な指標を併用して多面的・総括的評価を行う。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

生涯福祉学部のディプロマ・ポリシーを理解するとともに、カリキュラム・ポリシーにしたがって学修することのできる者を受け入れる。

(1)求める学生像

  • 福祉や教育の現場における対人援助に関心を持つ者
  • 専門的な知識・技能の修得に対する意欲をもち、自己成長をめざす者
  • 学んだ成果を活用して、地域や社会の課題解決に取り組む熱意のある者

(2)求める学修歴

  • 大学入学までに主体的学習態度を身につけている
  • 学部の学修に必要とされる基礎的な知識と学習能力を有している

社会福祉学科ポリシー

社会福祉学科は、学部ポリシーに基づき、「和」の精神と地球規模でのソーシャルワークの価値と倫理を理解し、主に小都市・町村において実践する福祉の専門職を養成するとともに、生涯にわたって福祉社会の一翼を担う市民の育成を目指します。

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

生涯福祉学部のディプロマ・ポリシーに基づき、卒業までに次の力を身につけた者に学士(社会福祉学)の学位を授与する。

  • ソーシャルワークの価値を理解し、倫理を身につけ、人々の課題に共に取り組むために、必要な知識や技能を身につけ活用できる力
  • ソーシャルワークの価値と倫理を踏まえ、社会福祉や生涯学習についての知識や技能を学際的に運用し、地域や社会で人々の課題解析に活用できる力
  • ソーシャルワークの価値と倫理に基づき、地域において、ソーシャルワークを実践するために人々や社会に働きかけ、望ましい方向へと共に行動する力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

学部ポリシーに基づき、社会福祉学科のディプロマ・ポリシーで示された3つの力を身につけるために、次の方針に沿ってカリキュラムを編成し、実施する。

(1)具体的教育目標

  • 対人援助職として基本的学習技術を習得し、ソーシャルワークの価値を理解し倫理を身につけるために、調べ、考え、議論をする学習態度を養う。
  • 「人」と「人を取り巻く社会」との関係及び文化を学び、ソーシャルワークの高い精神性を身につけるため、学際的な知識と技能を養う。
  • 人の生涯に関わり、社会の変革をめざすソーシャルワークの実践的専門家になるために、学際的な専門知識と技能を習得し、総合的に運用する力を養う。
  • 主に生活の場である地域において、社会や地域について体験的に学び、その一員として知識と技能を運用し行動する力を養う。
  • 福祉社会の一員たる市民として、また、ソーシャルワークの実践的専門家として、卒業後も自律的に学習を継続する力を養う。

(2)編成方針

  • 「人」と「人を取り巻く環境」の理解を中心とした専門基礎科目群を設定する。
  • 社会福祉士資格取得課程を土台として、精神保健福祉士資格取得課程、医療ソーシャルワーカー関連科目を中心としてソーシャルワーク共通科目群として設定する。
  • 福祉レクリエーション・ワーカー資格科目、生活支援技術、ケアマネジメント科目を中心として専門発展科目を設定する。
  • 社会福祉について学際的に学ぶとともに、ソーシャルワークの専門的な知識・技能を基礎から応用へと体系的に学べるよう編成する。
  • 学士課程を通して、学びの主体性を高め、学修成果を統合するため、1年次、2年次には基礎ゼミナールを配置し、専門基礎についての学びを徹底し、3年次の専門ゼミナール、4年次の卒業演習を設定することで、実践的臨床力を涵養する。

(3)教育方法

  • 「人」と「人を取り巻く環境」や社会福祉の基本的な考え方を理解するための講義型授業を行う。
  • 他者との意見交換により自らの考えを深め、相互に知識・技能を高め合うための少人数による課題発見型学習を行う。
  • 現場を観察し、課題を発見し、解析するために必要な技能を身につけるためのグループワークや体験型の課題解決型学習を行う。
  • 相談援助に関する理論と実践の統合を図る実習準備のためのロールプレイングや事例研究などの演習を行う。
  • 地域や多様な人々との交流など、学内外の多様な学習機会と資源(人材含む)を活用する。

(4)評価方法

  • ディプロマ・ポリシーで定めた力をわかりやすく評価するため、取得科目とディプロマ・ポリシーの達成度を関連づけたルーブリックを活用する。
  • 「相談援助実習」では、事前に実習関連科目の履修単位と累積GPAを用いた判定により、学修達成度を評価する。また明確になった学生の課題とその克服方法について、「相談援助実習指導」で学生と検討するとともに、実習事後指導での実習記録に基づく振り返りを学生と個別に行う。その後、最終的にまとめた実習報告書、実習指導者の評価を基に実習指導担当教員により総合的に評価する。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

生涯福祉学部のディプロマ・ポリシーおよびカリキュラム・ポリシーに基づき方針を定め、次のような学生を受け入れる。

(1)求める学生像

  • 社会福祉の分野に関心を持ち、自ら学ぶ意欲のある者
  • ソーシャルワークの専門職を希望し、福祉や生活課題をもつ人を支援する意志のある者
  • 社会福祉の価値を理解し、将来にわたり学びの成果を地域や社会に還元する意欲のある者

(2)求める学修歴

  • 高等学校等の教育課程を幅広く履修している
  • 国語、社会における基礎的な学力を習得している
  • 社会貢献活動やボランティア活動等に継続して取り組んだ経験がある

(3)選抜方針

さまざまな能力や得意分野、学修履歴を有する多様な入学希望者を、面接のほか、小論文、学力試験、自己推薦書、調査書など多面的な評価基準と方法を用いて選抜する。

こども福祉学科ポリシー

こども福祉学科は,「和」の精神を尊び、こどもの権利保障とこどもの育ちを支援し、地域における福祉社会を担い、こどもの健全育成に貢献する確かな実力を有する人材の育成を目指します。

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

生涯福祉学部のディプロマ・ポリシーに基づき、卒業までに次の力を身につけた者に学士(こども福祉)の学位を授与する。

  • 子どもに関する専門的な知識と技術を更新できる力
  • 幼児教育・保育,社会的養護を実践できる力
  • 地域社会において多様な人と協力できる力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

学部ポリシーに基づき、こども福祉学科のディプロマ・ポリシーで示された3つの力を身につけるために、次の方針に沿ってカリキュラムを編成し、実施する。

(1)具体的教育目標

  • 幼児教育・児童福祉の専門職となるために、主体的に学び考える力を身につける。
  • 子どもの発達の諸相を社会や文化など様々な視点からとらえられるように、幅広い教養を身につける。
  • 子どもの個性を的確に理解し、健やかな発達へと導く力を身につける。
  • 子育てに携わる人々の気持ちに寄り添い、子育て支援できる力を身につける。
  • 幼児教育・児童福祉の専門職として、継続して自己研鑽できる力を身につける。

(2)編成方針

  • 幼稚園教諭、保育士など幼児教育分野での専門的職業人の養成を目指し、体系的に専門的な知識と技術を学べるようにカリキュラムを編成する。
  • 専門教育科目は、社会福祉基礎科目、こども福祉基礎科目、専門科目Ⅰ群、専門科目Ⅱ群、発展科目で編成する。
  • 4年間を通して「初年次演習」「こども福祉基礎演習」「こども福祉専門演習」「こども福祉卒業演習」により、表現力、判断力、応用力、課題解決力、実践力を一貫して育成する。
  • 「兵庫大学特別支援保育士」を設置し特別支援にかかわる専門職を養成する。

(3)教育方法

  • 主体的に学び考える力を身につけるために、課題解決型学習を導入する。
  • 幼児教育・子育て支援に関する知識を深め国際感覚を身につけるために、海外大学での短期研修を実施する。

(4)評価方法

  • ディプロマ・ポリシーで定めた力をわかりやすく評価するため、取得科目とディプロマ・ポリシーの達成度を関連づけたルーブリックを活用する。
  • 実習は、実習評価票の項目に従って学修達成度を評価する。実習事後指導において学生の課題について検討し、その克服方法については実習報告会を通して考察する。実習指導者の評価を基にして実習指導担当教員が総合的に評価する。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

生涯福祉学部のディプロマ・ポリシーおよびカリキュラム・ポリシーに基づき方針を定め、次のような学生を受け入れる。

(1)求める学生像

  • 幼児教育・保育に関する専門職に関心をもち、自ら学ぶ意欲のある者
  • 子どもの生活や地域の子育て支援について専門的に学ぶ意欲のある者

(2)求める学修歴

  • 高等学校等の教育課程を幅広く履修している
  • 国語、英語における基礎的な学力を習得している
  • 音楽・造形・スポーツなどの分野において、一定の活動歴がある
  • 社会貢献活動やボランティア活動等に継続して取り組んだ経験がある

(3)選抜方針

さまざまな能力や得意分野、学修履歴を有する多様な入学希望者を、面接のほか、小論文、学力試験、自己推薦書、調査書など多面的な評価基準と方法を用いて選抜する。

共通教育機構ポリシー(大学)

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

全学のディプロマ・ポリシーのうち、共生力および思考力を身につけることができるように、現代社会で求められるリテラシー、幅広く深い教養と豊かな人間性、物事を総合的に判断できる思考力を養うためのカリキュラムを編成し、実施する。

(1)具体的教育目標

  • 生涯にわたり自らの視座から真実を求めて学び、主体的に問題を設定して社会に関わる能力を身につける。
  • 建学の精神である「和」を理解し、共生・協働する感謝に満ちた人間性を身につける。
  • 語学やコンピュータ技術を身につけ、他者と円滑なコミュニケーションをはかれるようになる。
  • 国際社会について学び、広い視野で自分の位置を理解した上で他者を尊重できるようになる。
  • 歴史や文化について学ぶことで他者の考えを理解し、その上で自分の考えをもてるようになる。
  • 大学がある播磨地域について学び、地域をテキストとしながら、多様な考えを身につける。
  • 複雑になっている現代社会の多様な側面を理解し、社会と自らのアイデンティティとの関係について深く考えることができるようになる。
  • 身の回りにある自然や科学について理解を深め、その事柄を実際に活用することができるようになる。
  • 健康やスポーツについて学び、自分と他者の今後の生活において役立てることができるようになる。
  • 卒業後の未来について、自分で思い描き、行動することができるようになる。

(2)編成方針

  • 「建学の精神」「コミュニケーション」「国際理解」「歴史と文化」「地域に学ぶ」「現代社会を読み解く」「自然と科学」「くらしと健康」「キャリアデザイン」で編成する。

(3)教育方法

  • 学生の理解度に注意をはらい、幅広い考え方、知識、技能を獲得できるようにする。
  • 実際の体験(観察、実験、フィールドワークなど)や、ディスカッションなどを取り入れた授業展開をはかる。
  • 全学的な課題に対し、学部・学科と連携した教育を展開する。

(4)評価方法

  • 学びの達成度を評価するため、「全学的なディプロマ・ポリシー」および「共通教育機構の教育目標」に基づき作成されたルーブリックを活用する。

兵庫大学大学院 現代ビジネス研究科

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

現代ビジネス研究科修士課程では、修業年限以上在籍し、修了要件となる単位数を修得し、学位論文審査に合格し、以下の要件を満たす者に修士(現代ビジネス)の学位を授与する。

  • 地域経済に関する高度な専門知識を運用し、事業構想のための分析や思考ができる
  • 地域社会やグローバル社会と協働し、創造的思考で課題解決を実践できる
  • 生涯にわたり、高度な専門知識を更新し、自己研鑽できる

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

現代ビジネス研究科修士課程のディプロマ・ポリシーで示された能力を身につけるために、次の方針に沿ってカリキュラムを編成する。経済学の高度な専門知識と実践力を身につけるため、本専攻に「現代ビジネス基盤科目」、「地域ビジネス系科目」、「公共政策系科目」、「演習科目」を置く。

  • 現代経済や地域経済の分析に必要となる経済学の専門知識を身につける。
  • 多種多様な情報を収集・分析し、課題解決に活用できる力を身につける。
  • 地域資源の事業化の基礎理論となる経営学の専門知識と思考法を身につける。
  • 地域の産業振興に向けて分析し、政策立案できる力を身につける。
  • 実社会での地域活性にかかわる演習を通じ、実践力を身につける。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

本研究科のディプロマ・ポリシーに基づいた学修成果を達成した有為な人材を輩出するために、以下の方針に基づいて入学者を受け入れる。

  • 地域経済や地域社会の課題解決に強い関心と意欲のある者
  • 経済学や経営学の専門知識を活かし、地域活性に役立てたいと考える者
  • 地域社会と深く関わり、地域振興や産業振興に携わる意欲のある者

兵庫大学大学院 看護学研究科ポリシー 《博士前期課程》

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

本研究科博士前期課程では、修業年限以上在籍し、修了要件となる単位数を修得し、学位論文審査に合格し、以下の要件を満たすものに、修士(看護学)の学位を授与する。

  • エンドオブライフケアを含めた、看護の高度な知識に裏打ちされたケアを提供することで、人々の生活の質の向上に貢献し、看護のリーダーとなることができる
  • 看護専門職者として、地域の多職種・多機関と連携し協働することで、地域住民の生活を支えるケア体制や保健医療システムの向上に貢献することができる
  • 看護実践における研究を通じて、地域の看護管理、看護教育、看護研究に貢献することができる

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

兵庫大学大学院看護学研究科博士前期課程のディプロマ・ポリシーで示された能力を身につけるために、次の方針に沿ってカリキュラムを編成する。専門分野の高度な専門知識を学修するため、本専攻に「基盤看護学領域」、「エンドオブライフケア看護学領域」、「生涯発達看護学領域」、「広域看護学領域」を置く。

  • 豊かな人間性と高い倫理観を養い、看護の実践、教育、研究を遂行するための前提となる共通科目を設定する
  • 看護実践及び研究を多角的に捉えるとともに、専門領域における高度な実践力、教育力、研究力を育成するための専門科目を設定する
  • 研究指導を行う研究科目は1年次より指導教員によって論文作成までを計画的に指導する

アドミッション・ポリシー〔AP〕

本研究科のディプロマ・ポリシーに基づいた学修成果を達成した有為な人材を輩出するために、以下の方針に基づいて入学者を受け入れる。

  • 高い倫理観を基盤に、自らの看護の力について語れる人
  • 看護実践で生じる様々な現象や課題を見極め、看護の質の向上に寄与したい人
  • 看護あるいは保健医療・福祉・教育における新たな問題を自主的に解決したい人
  • 実践に根差した研究課題に取り組むために必要な研究方法を学びたい人

兵庫大学大学院 看護学研究科ポリシー 《博士後期課程》

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

本研究科後期課程では、修業年限以上在籍し、修了要件となる単位数を修得し、学位論文審査に合格し、以下の要件を満たすものに、博士(看護学)の学位を授与する。

  • 看護の専門職として、卓越した専門的知識と包括的な分析能力や研究能力をもって、看護の課題や健康問題を解決に導くことができる
  • 国内外の多分野の専門家や研究者と協働することを通じて、地域の人々の健康課題の解決に寄与し、保健医療に関係する社会システムの構築と発展に貢献することができる
  • グローバルかつ多角的、複合的な立脚点から、独創的で卓越した看護研究活動を通じて、看護の新たな研究領域を開拓し、看護学の発展に寄与することができる

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

兵庫大学大学院看護学研究科博士後期課程のディプロマ・ポリシーで示された能力を身につけるために、次の方針に沿ってカリキュラムを編成する。専門分野のより高度な知識を学修するため、「エンドオブライフケア看護学領域」「生涯発達看護学領域」「広域看護学領域」を置く。

  • 専門分野で理論知を構築し発信するための基盤となる共通科目を設定する
  • 専門分野における諸理論や方法論を深く探究する専門科目を設定する
  • 研究指導を行う研究科目は1年次より指導教員によって計画的に指導し、論文作成を通して独立した研究者としての能力を養う

アドミッション・ポリシー〔AP〕

本研究科のディプロマ・ポリシーに基づいた学修成果を達成した有為な人材を輩出するために、以下の方針に基づいて入学者を受け入れる。

  • 人の尊厳を尊重し、高い倫理観の基で社会に貢献する意志と使命感を有する人
  • 専門分野に精通した知識と柔軟な発想を持つ人
  • 看護実践力を基盤として、看護を取り巻く環境で生じる現象を見極め、教育と研究を推進することができる人
  • 生活者の視点と国際的な視野を合わせもち、看護の発展を目指す人
  • 看護学の発展につながる研究力・教育力及び革新する力を高めることへの強い意志がある人

兵庫大学短期大学部ポリシー

兵庫大学短期大学部の教育は、聖徳太子の十七条憲法に示された「和」を根本の精神として仰ぎ、仏教主義に基づく情操教育を行い、有為の人材を養成することを目的としています。「和」の精神が含む「感謝・寛容・互譲」のこころを持つとともに、自ら学び、自ら考える力を身につけ、共生社会の形成に主体的に貢献できる人間を育てます。

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

兵庫大学短期大学部は、短期大学士課程教育を通じて、豊かな人間性と高度な専門知識を備え、地域社会に貢献できる人材を育成する。そのため、次の力を身につけ、所定の課程を修了した学生に卒業を認め、学位を授与する。

  • 共生力:自己を見つめ、他者を理解し、感謝の心を持って共に生きる力
  • 思考力:幅広い教養を持ち、物事を深く洞察できる力
  • 実践力:専攻分野の専門的な知識・技能を身につけ、生涯にわたって更新できる力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

ディプロマ・ポリシー達成のため、以下の5つの力を身につける教育課程を編成する。また、講義、演習、実習等を適切に組み合わせた科目編成により、学生が自ら学修計画を立て主体的に学べるよう授業を実施する。
学修目標を明確にするため、各科目で身につける能力を「カリキュラムマップ」で示す。また、学修内容を体系的・段階的に理解できるよう、科目間の履修系統を「カリキュラムツリー」「ナンバリング」で表す。
さらに、学修成果の評価については、シラバスに記載された方法により評価するとともに、体験学習、グループワーク、問題解決型学習等によるアクティブラーニングの評価については、形成的な手法を用いる。

(1)教育課程を通じて身につける力

  • 「建学の精神」についての深い理解
  • 現代社会で求められるリテラシー、幅広く深い教養と豊かな人間性を基盤として、物事を総合的に判断する力
  • 専門職業人に必要な専門的な知識や技術・技能と、それらを運用する力
  • 地域社会を学びの場として、体験的に学び、その一員として知識や能力を運用し行動する力
  • 社会・職業生活についての理解を深め、卒業後も自律的に学習を継続する力

(2)科目構成

教育課程は、「共通教育科目」および「専門教育科目」により構成する。
「共通教育科目」:現代社会で求められるリテラシー、幅広く深い教養と豊かな人間性、物事を総合的に判断できる思考力を土台として、生涯にわたって知的創造ができる人間を育成する。
「専門教育科目」:学科のディプロマ・ポリシーに基づき、専門的な知識・技能や思考力を育むことで専門職業人を育成する。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

本学の教育方針を理解した次のような力を備えた者を受け入れる。

  • 基礎的なリテラシーやコミュニケーション力を身につけた者
  • 周りの人との関わりを大切にしながら、正課あるいは課外での活動に取り組んだ実績のある者
  • 自らを振り返り、未来図を描き、自己成長を求める者

保育科第一部、保育科第三部ポリシー

ディプロマ・ポリシー〔DP〕

保育科第一部、保育科第三部では、卒業までに次の力を身につけた者に短期大学士(保育学)の学位を授与する。

  • 他の保育者と連携して、子ども・利用者・保護者を尊重し寄り添いながら、共に生きる力
  • 保育者としての使命感を持ち、保育をめぐる諸課題について、自ら考え解決する力
  • 保育の専門的な知識・技術を持つとともに、社会状況の変化に対応しながら、保育者としての専門性をさらに高める力

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

保育科第一部、保育科第三部では、ディプロマ・ポリシーで示された3つの力を身につけるために、次の方針に沿ってカリキュラムを編成し、実施する。

(1)具体的教育目標

  • 保育者になるための基本的学習技術を習得し、主体的に学ぶ態度を身につける。
  • 保育者になるために必要な幅広い教養や十分な専門的な知識・技術を習得し、また、それらを活用する力を身につける。
  • 多様な保育ニーズや社会の変化に対応できる保育者として、卒業後も自律的に学習を継続する力を身につける。

(2)編成方針

  • 2年間、あるいは3年間で保育士および幼稚園教諭の資格・免許が取得できるよう、取得に必要な科目を体系的かつ系統的に配置する。

(3)教育方法

  • 複数教員が担当する授業において、少人数制授業を実施し、個々の学生に合った指導を行う。
  • 主体的に学び、相互に実践的な能力を身につけられるよう、模擬保育やグループワーク等のアクティブラーニングを行う。

(4)評価方法

  • ディプロマ・ポリシーで定めた力をわかりやすく評価するため、取得科目とディプロマ・ポリシーの達成度を関連付けたルーブリックを活用する。
  • シラバス記載の評価基準に基づいた評価を、各科目で厳正に行う。

アドミッション・ポリシー〔AP〕

保育科第一部、保育科第三部では、ディプロマ・ポリシーおよびカリキュラム・ポリシーに基づき方針を定め、次のような学生を受け入れる。

(1)求める学生像

  • 保育・福祉に強い関心を持ち、自ら課題を見つけ積極的に学ぶ意欲のある者
  • 豊かな人間性と多様な価値観を理解できる柔軟性をもった質の高い保育者になるために、努力を継続できる者
  • 保育者としての専門性を生かし、社会に貢献する意欲のある者

(2)求める学修歴

  • 高等学校等の教育課程を幅広く履修している。
  • 基礎的な学力およびコミュニケーション能力を有している。
  • クラブ活動、社会貢献活動、ボランティア活動など他者との協働に積極的に取り組んだ経験がある。

(3)選抜方針

  • さまざまな能力や得意分野、学修履歴を有する多様な入学希望者を、面接のほか、小論文、学力試験、自己推薦書、調査書など多面的な評価基準と方法を用いて選抜する。

共通教育機構ポリシー(短期大学)

カリキュラム・ポリシー〔CP〕

全学のディプロマポリシーのうち、共生力および思考力を身につけることができるように、現代社会で求められるリテラシー、幅広く深い教養と豊かな人間性、物事を総合的に判断できる思考力を養うためのカリキュラムを編成し、実施する。

(1)具体的教育目標

  • 生涯にわたり自らの視座から真実を求めて学び、主体的に問題を設定して社会に関わる能力を身につける。
  • 建学の精神である「和」を理解し、共生・協働する感謝に満ちた人間性を身につける。
  • 語学やコンピュータ技術を身につけ、他者と円滑なコミュニケーションをはかれるようになる。
  • 歴史や文化について学ぶことで他者の考えを理解し、その上で自分の考えをもてるようになる。
  • 複雑になっている現代社会の多様な側面を理解し、社会と自らのアイデンティティとの関係について深く考えることができるようになる。
  • 健康やスポーツについて学び、自分と他者の今後の生活において役立てることができるようになる。

(2)編成方針

  • 「建学の精神」「コミュニケーション」「歴史と文化」「現代社会を読み解く」「くらしと健康」で編成する。

(3)教育方法

  • 学生の理解度に注意をはらい、幅広い考え方、知識、技能を獲得できるようにする。
  • 実際の体験(観察、実験、フィールドワークなど)や、ディスカッションなどを取り入れた授業展開をはかる。
  • 全学的な課題に対し、学科と連携した教育を展開する。

(4)評価方法

  • 学びの達成度を評価するため、「全学的なディプロマポリシー」および「共通教育機構の教育目標」に基づき作成されたルーブリックを活用する。