免許法認定講習
免許法認定講習
免許法認定講習関連のお知らせ
- 2023.11.10
- 令和5年度後期保育士等キャリアアップ研修の申込みについて
- 2023.11.07
- 令和5年度 「新たな教師の学び」の姿の実現に向けてのご案内
- 2023.11.02
- 【令和5年度幼稚園教諭免許法認定講習】受講状況一覧の送付のご案内
免許法認定講習とは
免許法認定講習・公開講座・通信教育とは、一定の教員免許状を有する現職教員の方が、上位の免許状や他の種類の免許状を取得しようとする場合に、大学の教職課程によらずに必要な単位を修得するために開設されている講習・公開講座です。
教員免許状を取得するためには、原則として大学等において学士の学位等の基礎資格を得るとともに、教職課程において所定の単位を修得することが必要です。
しかしながら、教員の資質の保持・向上のため、現職の教員等がすでに所有している免許状を基にして、一定の在職年数と単位取得によって上位の免許状などを取得する方法も開かれており、免許法認定講習・公開講座・通信教育はこのために設けられている制度です。
制度の概要については、下記のページをご参照ください。
令和5(2023)年度講習
令和5年度本学が開設する免許法認定講習につきまして 、すべての講習をオンラインで開講いたします。
なお、オンライン講習への受講申し込みにあたり、受講者の方々にご準備いただくものや、注意事項など、講習ごとに進め方が異なりますので、内容を十分ご確認いただいたうえで、受講申し込みを行っていただきますようお願いいたします。
講習科目一覧
No. | 解説科目名 | 科目の概要 |
---|---|---|
1 | こどもと造形 | こどもの教育にとって共通する「表現すること」の意味や本質を根幹にして造形教育ごとに応じた制作を行う。保育・教育・造形遊びの実践・芸術の各領域で捉えられるアートの概念を総合的に理解し保育現場で実践できるスキルを身につける。 |
2 | 保育内容総論 | 保育所や幼稚園での子どもにふさわしい生活について基礎的な考え方を学ぶ。 保育実践を行ううえで基盤となる知識や技能の修得を目ざす。今日の保育の課題を整理し、今後の保育の姿を展望し、実践する力につながる素地を培う。 |
3 | こどもと言葉 | 子どもの発達における言葉の獲得に関する領域について、乳幼児期の言葉の発達過程や豊かな言葉を育む保育について学ぶ。言葉の発達は、乳幼児期の生活と深く関連していることをふまえ、今日の社会的状況の変化や子どもをめぐる社会環境の変化など、子どもの言葉に関わる課題や言葉が育つ環境について考える。保育者としての基本姿勢、絵本・紙芝居などの児童文化財の活用方法や保育展開の方法など、保育現場での実践力につながる基礎的な学びが習得できているかを評価する。 |
4 | 保育内容「表現」の指導法(音楽) | 保育現場での実践力を高めるために、年間を通した乳幼児の育ちや総合的表現という視野から音楽を捉える中で、音楽の活用法を学ぶ。また、乳幼児にとってのねらいを達成する為に必要な具体的な指導方法について学び、実践力を修得する。 |
5 | こどもと人間関係 | 現代社会の子どもを取り巻くさまざまな課題について学び、保育の場で保障されるべき乳幼児期の人間関係の育ちについて理解を深める。領域「人間関係」のねらいと内容を踏まえ、愛着形成から自他意識の発達、道徳性や規範意識の芽生えなど乳幼児期の人間関係の発達が、環境や遊びを通してどのように促されていくのかを具体的に理解する。 |
6 | 教育心理学 | 人は生まれてから実にたくさんのことを身につけて発達していく。それを可能にするのが広い意味での教育である。人の人としての発達を支える教育という営みについて、心理学の観点から考える。 |
7 | 特別支援教育の理解 | 様々な障害等により特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒が授業において学習活動に参加している実感・達成感をもちながら学び、生きる力を身につけていくことが出来るよう、児童及び生徒の学習上又は生活上の困難を理解し、個別の教育的ニーズに対して、他の教員や関係機関と連携しながら組織的に対応していくために必要な知識や支援方法を理解する。 |
8 | 教育方法論 | 幼児教育・保育現場で実践されている指導法の在り方について幼児理解の観点から解説する。情報機器を活用した効果的な教材活用と幼児の体験との関連について解説する。 |
9 | 発達障害児への支援 | 発達障害のある子どもに関する基本的な知識と具体的な支援方法について講義形式、個人でのワーク等を通して学ぶ。自閉症スペクトラム障害、LD、ADHD等の障害特性について正しい理解を進める。子ども一人ひとりの状態や特性に応じた支援のあり方、家族への支援について、実践的な力を培うことを目指す。発達障害のある子どもたちを支援する様々な職種との連携について理解を深める。個人ワークでは、支援ツール(物)の作成を行い、環境設定を含めた物理的支援の重要性、人的支援の方法に理解を深める。 |
申込期間
期間:令和5年9月1日(金)~
※定員に達した講習は申込みを締め切る場合があります。
履修証明発行までの流れ
step1 |
WEB申し込み |
---|---|
step2 |
受講料の納入WEB申し込み後に指定の口座へお振込みください。 |
step3 |
受講申込書の送付受講申込書(P12参照)に必要事項を記入の上、受付期間内に以下の送付先へ郵送してください。(コピー時はA4サイズ推奨) 送付先 |
step4 |
受講申込結果通知(メールにて通知) |
step5 |
講習の資料の準備受講開始前に各講習の受講手順をご確認ください。また必要な方は事前に講習の資料(PDFファイル)を専用サイトからダウンロードしてください。 |
step6 |
受講・単位認定試験の受験指示に従って講習を受講してください。 |
step7 |
履修証明書の送付(期間終了後の約1か月後)認定試験を合格された方に履修証明書を送付いたします。 |
受講の取消しをされる場合
受講料支払い前(受講申込書が本学に到着するまで)まで可能です。
やむを得ない事情により受講取り消しを行う場合は、本学にお問い合わせください。
受講対象者
受講対象者は、幼稚園教諭二種免許状を有しており、以下の条件のいずれかに該当する方です。
幼稚園教諭二種免許状保有者で11年以上の在職年数を有する方
・在職年数が11年未満であっても、免許状を授与する教育委員会への申請日に11年を超えていれば免許状の取得が可能です。そのため、現時点で在職年数が足りていなくても、将来を見すえて学びはじめることが可能です。
※免許状の更新の手続き方法については、免許管理者(現職の方は勤務地の都道府県教育委員会、教員として勤務されていない方は住所地の都道府県教育委員会)にお問い合わせください。
講習時間(単位)・受講料
分類 | 科目名(単位) | 受講料 |
---|---|---|
領域に関する専門的事項 | こどもと造形(2) | 8,000円 |
保育内容の指導法(情報機器及び教材の活用を含む。) | 保育内容総論(2) | 8,000円 |
こどもと言葉(2) | 8,000円 | |
保育内容「表現」の指導法(音楽)(1) | 4,000円 | |
こどもと人間関係(2) | 8,000円 | |
教育の基礎的理解に関する科目 | 教育心理学(1) | 4,000円 |
特別支援教育の理解(2) | 8,000円 | |
道徳・総合的な時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目 | 教育方法論(2) | 8,000円 |
大学独自に設定する科目 | 発達障害児への支援(2) | 8,000円 |
申込方法
[1] WEBでお申し込み
本学ホームページ「地域連携・生涯学習」のお知らせに掲載している最新の記事から専用申込フォームにアクセスし、必要事項をご入力のうえお申込みください。
[2] スマホでお申し込み
下記QRコードから「地域連携・生涯学習」のお知らせに掲載している最新の記事から専用申込フォームにアクセスし、必要事項をご入力のうえお申込みください。
受講に関するQ&A
上進のために必要な単位は全て同じ学校で修得すべきですか。
いいえ、他大学で修得していただいても差し支えありません。
「学力に関する証明書」を紛失した場合はどうしたらよいですか。
再発行できます。エクステンション・カレッジ事務室までお問合せください。
パソコンにカメラがついていません。カメラは必ず必要ですか。
講習時は不要ですが、試験を受ける際にはカメラが必要となります。スマートフォンとパソコンを講習に応じて使い分けるなどしてご参加ください。カメラを用意できないという方は、エクステンション・カレッジ事務室までお問い合わせください。
免許状を紛失した場合はどうしたらよいですか。
免許状の紛失・再発行等については免許管理者(各都道府県の教育委員会等)へお問い合わせください。
所定の単位を履修したあとはどのようにすればよいですか。
講習履修後、各個人宛に履修証明(「学力に関する証明書」)をお送りいたします。
その後、勤務する学校が所在する各都道府県の教育委員会(免許管理者)に免許法認定講習修了確認の申請をしてください。免許管理者が免許法認定講習修了確認を行い、免許法認定講習履修証明書を発行します。
会場アクセス
■お問い合わせ先
エクステンション・カレッジ事務室
TEL. 079-427-9966
kouza@hyogo-dai.ac.jp