国際交流からのお知らせ
国際交流からのお知らせ
2025.10.31
【カリフォルニア福祉ツアー】― ボランティア活動を通して学ぶ「文化の違い」と「人とのつながり」 ―
このプログラムでは、アメリカ・カリフォルニア州でのボランティア活動を通じて、地域の人々との交流や、現地の文化・価値観について理解を深めました。
学生たちは、福祉施設の見学や地域ボランティアとの活動を通して、日本とは異なる社会背景の中で行われる福祉の在り方や、人々の助け合いの精神を体感しました。
I.F. さん(看護学部2年)期間:2025年8月7日~8月17日
「ボランティア活動が日常的に行われている文化に驚き、社会の中で"助け合うこと"が自然に根付いていることを学びました。日本とはまったく異なる文化や人々の温かさに触れることができ、とても楽しく、学びの多い時間でした。
特に印象に残ったのは、"自分の意見をはっきり伝えることが大切"というアメリカの考え方です。一人ひとりが積極的に発言し、行動する姿勢が重視されており、その違いを肌で感じました。
また、福祉施設でのボランティア活動を通して、人との関わりを大切にしながらも、自立や自己責任を尊重する支援のあり方に触れ、国による違いがあることを学びました。
機会があれば、今後は医療・看護の分野でも日米の違いをさらに深く学びたいと思います。」
R.M. さん(看護学部 1年)期間:2025年8月7日~8月17日
「カリフォルニア福祉ツアーに参加し、10日間、サンフランシスコ周辺で福祉施設の見学や地域ボランティア活動を体験しました。長時間のフライトを経て真夜中にホストファミリー宅へ到着しましたが、温かく迎えていただき、アメリカならではの文化を最初の瞬間から感じることができました。
現地では、高齢者施設でのアクティビティや動物を通じたセラピー施設でのボランティア、フードバンクでの作業、保育園での子どもたちとの交流など、さまざまな場面で人々と関わりました。特に、高齢者施設で利用者の方々と日本文化を紹介するアクティビティを行った際には、言葉や文化が違っても、コミュニケーションの大切さと温かさは共通であることを実感しました。
活動を通して印象的だったのは、地域の中に"助け合い"が自然に根づいていることです。ボランティア活動が日常的に行われ、地域全体で支え合う姿勢が強く、日本との価値観の違いを肌で感じました。また、一人ひとりが自分の意見をはっきり伝え、積極的に行動するアメリカの文化にも大きな刺激を受けました。
今回の経験を通して、国や文化が違えば福祉のあり方も異なることを学びました。将来は、医療・看護の観点からも海外との違いをさらに深く理解し、国際的な視野をもって人々を支援できる看護職を目指したいと感じています。」
今回の体験を通じて、国際的な視野から「福祉」や「看護」のあり方を見つめ直す学生も多く、将来は海外の人々と関わりながら支援できる専門職を目指したいという声も上がっています。
今後も本学では、海外での実践型プログラムを通して、学生が異文化理解を深め、国際的な感性と実践力を育む機会を提供していきます。
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