2025年12月21日（日）、本学に在籍する留学生3名が、県営住宅（平岡団地）において、平岡団地の住民の皆さまと一緒に防災訓練に参加しました。
兵庫大学では、兵庫県から特別に貸与された県営住宅を学生の住居として活用しています。近年、県営住宅では住民の高齢化が進み、平岡団地においても居住者数は多いものの、地域活動を担う若い世代が不足しているという課題があります。
このような状況を踏まえ、兵庫県では、通常の県営住宅の入居条件とは別に、学生が自治会活動や地域行事に参加することを条件として、特定の団地に割安で入居できる「学生シェアハウス制度」を設けています。本学の留学生も、この制度を利用して平岡団地で生活しています。
今回の防災訓練への参加は、地域の安全意識の向上や自治会活動の活性化に貢献するだけでなく、住民と留学生との交流を深める貴重な機会となりました。留学生にとっても、日本の生活や地域社会になじみ、母国以外の新たなコミュニティとつながる大切な経験となっています。
兵庫大学では、今後も留学生が地域活動の一員として力を発揮し、地域社会の活性化に貢献できるよう、こうした取り組みを積極的に応援していきます。