教育学科からのお知らせ
教育学科からのお知らせ
2023.09.08
【教育学科】すべてのこどもにとってやさしい教育
9月3日(日)、第9回オープンキャンパスが開催され、平田真二先生が「特別支援教育って特別?」というテーマで体験授業を行いました。
「困った子=困っている子」であり、困っているのは子ども自身なので、「子どもの困り感を理解する」「困り感に応じた支援をしていく」ことがとても大切です、という導きからスタートしました。
子どもの気になる行動に大人がどのように関わるのか?否定的(制止的・禁止的)に関わってしまうと、子どもの自己肯定感はどんどん下がってしまう。だから、気になる子どもたちが「どんなことに困っているのか?」そこに着目する大切さについて、模擬課題に取り組みながら理解を深めました。
長文を区切る線を入れてみたり、計算用紙にマス目を入れてみたり、図式を大きくしてみたり。ちょっとした工夫で、取り組みやすくなることが良く分かりました。
特別支援教育とは、障害のある子どもたちへの支援として「困り感への配慮、授業の工夫、違いを認めあえる学級経営 等々」であると、平田先生は優しく、そして力強く語られていました。特別支援学校での実績が豊富な先生の講義は、参加者すべての心を引き付ける魅力ある授業でした。
皆さんもぜひ兵庫大学で体験してみてください!!