健康システム学科からのお知らせ
健康システム学科からのお知らせ
2024.11.13
【健康システム学科】「基礎ゼミⅡ」
「基礎ゼミⅡ」の授業紹介です。基礎ゼミⅡでは、前期の基礎ゼミⅠでの大学での学びの基本事項を身につけた上での学びになります。先生方のそれぞれの専門性を元にした応用編です。その1事例を紹介します。このゼミでは、テーピングの実技と解剖学を学んでいます。部位は、テーピングで一番需要が多いとされる足関節です。足関節の内反捻挫防止とケアのテーピングを速やかに巻くことを目的として現在取り組んでいます。
テーピングを巻く前に必要なことは、足関節の解剖の知識習得です。テーピングを適切かつ効果的に巻くためには、足関節にある骨、筋肉、靭帯の名称や位置などをきちんと理解する必要があります。毎回、小テストで損傷しやすい部位を暗記・理解します。その上で、実際のテーピングでは、アンダーラップを巻いて皮膚を保護し、その上にホワイトテープで固定を行います。お互いの足を使用して、基本的なポイントを確認しながら丁寧に巻いていきます。ここでも基本となる解剖学の知識やテープのカッティングなどが最後には重要となります。テーピングする選手の事を思いながらの実習トレーニングです。最後の発表会に向けてより丁寧かつ早くテーピングが巻けるように日々チャレンジです。
健康システム学科では、将来に向けて必要な学びの基礎を身につける事を重要視しています。この学びで身につけたスタディ・スキルを今後の学習や将来の目標達成に活かしていきます。