保育科第一部・第三部からのお知らせ
保育科第一部・第三部からのお知らせ
2024.04.05
【短期大学部保育科第一部・第三部】春のオープンキャンパスを開催しました!
3月24日日曜日、2023年度最終となる春のオープンキャンパスが開催されました!
オープンキャンパスでは、全回通して在学生スタッフがガイド役となって活躍します。学生スタッフにとって、入学前の期待や不安は来場してくださる生徒さん達と共感できる思いであり、現在の成長実感の礎にもなっています。それだけに、毎回スタッフの人達には、保育科の魅力を丁寧に、そして、高校生の皆さんにとって保育科が将来への可能性を拓く学び舎であることを、飾り気ない言葉で伝えていただいています。
体験授業では、保育の心理学や教育相談担当の足立先生から乳幼児期の発達に関するレクチャーがありました。来場の皆さん各自の乳幼児期の育ちについて、記憶と周りの人たちからの伝聞を通して知った発達の様子について思い起こしていただくところから始まり、赤ちゃんの誕生後、ハイハイから歩くまでの発達段階に関する理論について、パワーポイントとプリントの質問に答える方法で、分かりやすくまた発達の不思議さも伝わるような話術でお話しいだきました。個々人の個別的な発達の特徴と人類の普遍的な発達の姿を通して、乳幼児期の発達段階の初歩について少し理解していただけたのではないかと思います。この他、体験授業では、人間と動物、特に誕生後の早い段階で立って歩くようになる、哺乳類の一員である馬の誕生シーンと歩行までの発達と、人間の赤ちゃんが歩行できるようになるまでの発達の比較を通し、同じ哺乳類でも発達段階が異なることについて興味深い説明がありました。「這えば立て、立てば歩めの親心」という子どもの成長への親の逸る思いを表現した言葉をご紹介いただきながら、「ゆったりとした気持ちで子どもを見守ってあげるようにしましょう。」というメッセージで、授業は締めくくられました。

幼児期後半にもなると、言葉の使用が少し巧みになり、また、少しスピーディーな動きもできるようになるとともにスピード感のあるものにも興味をもつようになり目が離せません。そしてそれ以上に、ハイハイやよちよち歩きの赤ちゃんから目を離すことができません。赤ちゃんのリズムにそくしつつ、寄り添い見守ることの重要性が確認できました。心の育ちを含めて、幼児期の子どもへのあたたかい見守りが必要というメッセージが伝わってきたように思います。保育者を目指す人たちにとって、大切な事を学べる体験授業でした。
続いて、社会福祉担当の坪田先生からは、保育科の教育活動や第一部と第三部の特長、大学敷地内に併設されている附属園からは常に子ども達の元気な声が溢れ、兵庫大学が魅力的な環境にあること、2021年度から開講されているゼミの教育活動等についてご紹介いただきました。

会場を変えた学科相談コーナーでは、学科教員や入試等に関する相談窓口、そして先輩スタッフへ疑問点や不安なことについて熱心に相談していただき、高校生の皆さんの保育科への高い関心がうかがわれました。
2024年度の前半にも毎月オープンキャンパスが開催されます。また、個別のオープンキャンパスも随時開催予定となっています。是非、キャンパスを訪ねてみてください。お会いできることをお待ちしています!
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