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看護学科からのお知らせ

看護学科からのお知らせ

2023.02.06

【看護学科】看護学科3年生老年看護学実習Ⅱ(特別養護老人ホーム:介護老人保健施設)のオンライン実習と臨地実習のまとめ発表をしました。

今年もコロナ感染により老人介護保健施設と特別養護浪人ホームの実習は臨地でできたグループとオンライン実習のグループと別れてしまいました。そこで2/3(実習最終日)に共同の発表の場を持ち、それぞれの体験を共有しました。
特別養護老人ホームと介護老人保健施の違い:介護老人保健施は自宅復帰を目指し、特別養護老人ホームは「看取り」も視野に入れた終の棲家であり、いずれも生活の場であり、その人らしく過ごしてもらうための援助が大切であることを学びました。
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実際に臨地で実習した学生は認知症の方とのコミュニケーションが難しかったが「ボケますのでよろしくお願いします」のドキュメンタリーDVD を視聴して、認知症の方への理解が深まった。などの感想がありました。また、施設での「看取り」と病院での「看取り」の違いも学びました。
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また、中でも「看取り講義」が印象に残っていたようで、改めて「日本ほど死の教育ない国はない」についてディスカッションをしました少・中・高の義務教育でも道徳の時間にもっと「死についての教育」が必要だなどの意見が出ました。 また、スイス・イギリスでは「デスカフェ」で「死」について日常的に話されていることを知りました。
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さらに病院と同じように老人介護保健施設と特別養護浪人ホームでも 多職種連携(医療・福祉テームの連携)が行われており一人一人の利用者についてのケアの一貫性につながり、看護・介護の質の向上につながっていることを学びました。
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以上のように実際に臨地で実習した学生とオンライン実習であった学生が学びを共有することできました。今後に期待したいと思います。
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