看護学科からのお知らせ

看護学科からのお知らせ

新型コロナ感染のため老年看護学実習Ⅱでは施設実習の老健・特養で一部が中止となりました。
今回は老健施設「緑寿苑」とZoomでつなぎ、森元看護長様、井出相談員様より3月7日に講義を受けました。
講義内容は「『老人保健施設　緑寿苑』の概要、施設での看護師の役割り、老健と特養の違い、料金システム、地域包括ケアシステム」など、施設での利用者の生活状況など多岐にわたり、臨場感あふれる内容でした。
中でも、利用者の施設利用料金について普段考えることがなかったのですが、わかりやすく丁寧に説明していただきました。老健では在宅復帰を目的にリハビリが積極的に行われ、少しでも要介護を減らす方向で取り組まれていることが理解できました。介護予防は最大の課題です。

学生は、施設における看護師の働き方や、多職種連携の実際について興味深く質問していました。また、学生からは、介護老人福祉施設について、多職種の連携が重要であることや、利用者負担について詳しく学ぶことができたという感想が述べられていました。
経営面の意識を持った看護師はこれからの病院経営に欠かせないものとなります。また、働き方についても、看護は医療機関から在宅へとシフトしており、看護師は病院以外にも、施設などいろいろな場所で活躍する機会があることにも気づいたと思います。学生たちの今後に期待します。