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看護学科からのお知らせ

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2024.02.16

【看護学科】2023年度 成人看護学実習Ⅰ(急性期)手術室見学実習を振り返って


 新型コロナウィルス感染症が流行する前に存在していた手術室の看護学実習ですが、感染対策をとることが当たり前になった日本社会においては、看護学生の臨地実習でさえ受け入れがたい状況に変化しました。
 また、学生の方も、実習に出る前の教育環境がオンライン授業や学内での演習が主だったために、臨床で実習すること自体、身体的にも精神的にも学修のハードルがあがりました。
 そこで、コロナ禍の明けた今年度から、成人看護学実習Ⅰ(急性期)の実習内容に、手術室見学実習を加えました。学生たちに「手術室」を目で見て感じて欲しいと、本学の各実習施設にお願いしました。
 今月の始めに成人看護学実習Ⅰ(急性期)の臨地実習は終わりました。振り返ってみると手術室見学実習では、各施設でいろんな工夫をもとに手術看護についてご教示いただきました。
 一部の実習施設、協力施設での画像をここに掲載し、臨床での看護学生の様子をお伝えします。

20240216_看護①.jpg 20240216_看護②.jpg 20240216_看護③.jpg 20240216_看護④.jpg 20240216_看護⑤.jpg 20240216_看護⑥.jpg 20240216_看護⑦.jpg 20240216_看護⑧.jpg 20240216_看護⑨.jpg 20240216_看護⑩.jpg20240216_看護⑪.jpg
 手術室内の清潔区域、不潔区域、動線管理、陽圧換気・陰圧換気の手術室、手を使わない扉、柵のない手術台、影の出来ない無影灯、手術着に着替え髪の毛を落とさないように帽子をかぶり、衛生学的手洗いの実施、整形外科の患者の神経ブロックの場面、全身麻酔のかかった患者を複数人で行う体位固定、滅菌された器具の並ぶ器械台の上へ無菌操作で滅菌パックから器械を出す体験、手術台のうえで腹臥位を取る患者体験、脳神経外科で使用する頭部の固定具、手術中に使用する顕微鏡の体験・・・といった手術室ならではの特殊な様々な体験を体感し学生らの目で見てきました。
 これらの学びは実習に活かされ、術中のイメージから術直後につながる観察の意味と術後合併症を考えることにつながり学びを深めることができました。

【写真撮影にご協力いただいた施設】
 医療法人社団 英明会 大西脳神経外科病院
 高砂市民病院

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